ステラルーメン(XLM)は2020年8月6日現在、時価総額ランキングトップ10位に入る仮想通貨です。
将来性があって価格が上がるなら買っておきたいものですが、「むやみに手を出して損したくない」というお気持ちもありますよね。
そこで今回はステラルーメンは2021年を含めた今後、値上がりの可能性はあるのか調査。
最後までご覧いただければ、
- ステラルーメンってどんな仮想通貨?
- 価格が上がる可能性は?
- 将来性があると言われる理由は?
という部分がわかるでしょう。
先に申し上げておくと、ステラルーメンは将来性が高く値上がりにも期待は持てます。
それでは早速調査を進めていきましょう。
ステラルーメンとは
ここでステラの基本についておさらいしていきます。
もし「もう知ってる」という方は、「ステラルーメンは将来性があると言われる理由」まで読み飛ばしてください。

リップル(XRP)が銀行間向けの国際送金プロジェクトなのに対して、ステラは個人間同士での送金を目的とした仮想通貨プロジェクトです。
銀行口座を持たないような人であっても気軽に送金できるような決済ネットワークの構築を目指しています。
ステラ(XLM)の時価総額ランキングは、2021年1月現在10位で着実に順位を上げています。
ステラルーメンの特徴をまとめると主に次の4つ。
個人間の送金が安くスムーズに
ステラルーメンは送金手数料も安く、スムーズに送金可能な仮想通貨です。
ステラ(XLM)の送金手数料は0.00001XLMで、2020年8月6日のレートに換算すると約0.0001円と非常に安く抑えられています。
ちなみに日本のネットバンキングで送金すると約100円~200円前後の手数料がかかりますので、それと比較すると優秀ですよね。
ビットコインでの送金も10分以上かかるので、ステラルーメンは非常に優秀な送金手段です。
財団によって運営されている
ステラルーメンを運営するのは、ステラ財団と言われる非営利組織です。
多くの仮想通貨は管理者のいない非中央集権的な運営がされていますが、ステラルーメンは真逆の中央集権的な運営がされているのが特徴ですね。
非営利団体なので、給与の合計や四半期の予算などを開示する必要があり、透明性が高い点はメリットです。

また、中央集権的な運営がされることで、プロジェクトの開発がスムーズに進むというメリットがあります。
一方中央集権的な体制のデメリットは、全てが管理者の判断にゆだねられてしまう点。
悪く言ってしまえば、不正が行われる可能性もあるということですね。
独自の取引承認アルゴリズムを採用
ステラルーメンでは独自の取引承認アルゴリズム「SCP」を採用しています。
多くの仮想通貨は非中央集権で成り立っていますので、取引の承認をユーザー同士が協力して行っているのです。
たとえば、取引承認のアルゴリズムに「PoW」というものがあり、難解な計算を一番早く解いた人が取引の承認を行います。
ただ、不特定多数のユーザーが一斉に計算を行っていることもあり、決済速度が遅いというデメリットがありました。
その点、ステラルーメンでは参加者の投票によって選ばれた人のみが取引の承認を行えます。
それによってステラの決済速度は早くなっているのです。
発行量が毎年1%ずつ増える
ステラルーメンが最初が最初に発行された量は1000億枚。
上限は1兆枚に設定されており、毎年1%ずつ増えていきます。
ステラルーメンは日常の決済手段として利用されることを目的としていますので、価格変動が激しいのはNG。
そのため、徐々に発行枚数を増やすことで急激な高騰を抑えられるのです。
ステラルーメンは将来性があると言われる理由
まず結論から申し上げると、ステラルーメン(XLM)の仮想通貨としての将来性は高く、多くの投資家から期待されています。
その理由が下記の点です。
□ステラの将来性ポイント
- すでに大企業と提携している
- 技術力の高い開発チーム
- 一部地域で普及しつつある
- 仮想通貨としての評価も高い
一つずつ詳しく見ていきましょう。
すでに大企業と提携している
コンピュータ関連製品やサービスを提供する世界的大企業IBMは、IBMブロックチェーン・ワールド・ワイヤーと言われるグローバル決済ネットワークの構築を狙っています。
そして、その基盤となるブロックチェーンにステラルーメン(XLM)を採用しているのです。

決済スピードの改善や送金コストを抑える目的の仮想通貨プロジェクトは「OMG Network」など複数存在していますが、その中からステラルーメン(XLM)が選ばれたのは、ステラルーメン(XLM)の有用性や実用性が有望だと認められたということに他ならないでしょう。
技術力の高い開発チーム
ステラルーメン(XLM)の開発を行っているジェドマケーレブという人物は、世界初の仮想通貨取引所マウントゴックスの創設者であり、リップル(XRP)の共同設立者でもあります。

世界初の仮想通貨取引所の創設者、リップルの共同設立者の一人となれば、開発力が優れているのは間違いありませんよね。
仮想通貨の投資先を選ぶ上で、開発力を見極めることも大切です。
開発力が乏しければ実用性に欠けますし、世間からの需要も伸び悩んでしまいますから。
一部地域で普及しつつある
東南アジアの国々で決済手段・送金コスト削減を目的として普及を狙う仮想通貨プロジェクトは「ノアコイン」や「ASECコイン」などが挙げられますが、どれも今のところ普及には至っていません。
その中でステラルーメンは、東南アジアやイスラムを中心に普及が進んでいます。
東南アジアでは出稼ぎに出ている国から母国で待つ家族へ、短時間で安く送金する為に使用されています。
また、イスラム圏ではシャリーア(シャリア)という法律があり、ギャンブルや投資など投機的な取引が禁止されているのです。
そこでシャリア適合承認という“投機的取引ではない”と証明されているのがステラルーメンで、実際に決済に利用されています。
このように今後も東南アジアを中心に実用化が進む可能性も十分あるでしょう。
仮想通貨としての評価も高い
仮想通貨の有用性、将来性などを格付けする世界的に有名な機関「Weiss Crypto Ratings」が示したランキングによれば、ステラルーメンはビットコインとイーサリアムに次いで3位に位置しています。

また、仮想通貨ファンド「LDJキャピタル」の会長であるデイビッド・ドレイク氏は、ステラルーメンが将来的に10兆円規模になる可能性があると高く評価しています。
このようにステラルーメンの通貨としての有用性や将来性が、高く評価されているのがわかりますね。
ステラルーメンは将来性も値上がりの可能性もある
ステラルーメンは決済手段として高い評価を受けており、実用化が進むほど価格も上がる可能性があります。
ただ、そもそもステラルーメンはブリッジ通貨としての役割を持っているので、価格が上がることはないという意見もあるのです。
ブリッジ通貨とは、その名の通り“他の通貨との橋渡し”となる通貨。

例えば、日本円をアメリカに送金する場合、日本円→XLM→ドルという流れで変換されて送金されます。
つまり、送金するためにステラルーメンが買われたとしても、ドルへ変換する時には売られてしまうのです。
このようにステラルーメンが決済手段としていくら使われようとも、保有する目的にはならないという意見もあります。
ただ、ステラルーメンが実用化されるほど、大企業からの注目も集まるでしょう。
大企業との提携が進んだ結果、投資商品として投資家からの買いが集まり高騰する可能性はありますよね。
以上から、ステラルーメンは将来性も高く価格が上がる可能性もあると言えます。
いずれ100円を超えてくる可能性もゼロではないでしょう。
それではステラルーメンはどのタイミングで買えば良いのでしょうか。
ステラルーメンの売買ポイント
仮想通貨で稼ぐためには「安く買って高く売る」が原則ですが、そう簡単なことではありませんよね。
ステラルーメン(XLM)の売買について2つポイントをご紹介したいと思います。
もちろん絶対ではありませんので、あくまでも参考程度にご覧ください。
長期運用なら早めの購入が吉
2020年10月の記事執筆時のステラルーメンの価格は、8円前後でした。
そして、2021年1月現在は30円前後なので、3か月ほどで3~4倍に高騰しています。
今後も値上がりする可能性があるだけに、長期運用が目的ならば早めに購入しておくのも一つの手ですね。
リップルやビットコインとの相関性がある
ステラルーメン(XLM)はリップル(XRP)を参考に作成された仮想通貨なので、リップルの価格と連動する傾向があるのです。

チャートを比較してみても、同じような動きをしているのが確認できました。
また、他のアルトコイン同様、基軸通貨BTC(ビットコイン)との相関性もあります。

ステラルーメン(XLM)の動向だけではなく、ビットコインやリップルの最新ニュースや今後の動向にも注意を払っていきましょう。
とはいえ「いつ売ればいいかわからない」のが正直なところだと思います。
中には指示に従うだけで利益を出せると評判のアルトコイン情報サイトもあります。
価格上昇要因はニュースにある
ステラルーメンが高騰する要因となるのは、主に大企業との提携やステラルーメンの技術が採用されるなどのニュース。
また、先述の通りステラルーメンはビットコインやリップルの価格に影響される性質があります。
ビットコインやリップルについての好材料も、価格上昇要因となり得るでしょう。
定期的にニュースサイトで情報をチェックするのも有効だと思います。
過去にステラルーメンが値上がりした要因についてまとめておきましょう。
IBM社がステラの技術を採用
2018年9月、IBM社による国際送金プロジェクト「IBM World Wire」において、国際送金を実現する仕組みとしてステラを採用されました。

ステラルーメンの有用性と実用性が認められた証拠ですので、このニュースによって価格は高騰しました。
ステラ財団に新たなCEOが就任
2019年5月、WEBブラウザの「Firefox」を開発している非営利団体「モジラ財団」(Mozilla Foundation)の元COO(最高執行責任者)であるダネル・ディクソン氏が、ステラ財団のCEOを務めることが決まりました。
このニュースの影響もあってか、ステラルーメンは5月に約2倍に高騰しています。

コインチェック上場
ステラルーメンは、コインチェックの上場が国内初でした。
2019年11月1日に上場を発表し、実際に上場したのは12日。
このニュースによってステラルーメンは上昇を見せています。

ステラルーメンの最新ニュースまとめ
2020年9月16日、国内取引所のbitbankにステラルーメン(XLM)が上場しました。
上場後わずか4分で1000倍を超える急騰を記録。

ここまで価格が上がってしまった要因は、“誤注文”の可能性が指摘されています。
他の取引所では約8円で購入できましたので、かなりの差額ですね。
ステラルーメン上場後にbitbankはメンテナンスを行っていましたが、メンテナンスは急騰が理由ではないとのこと。
ちなみにこの急騰によって他の取引所との価格差が生じ、他の取引所でステラルーメンを購入し、bitbankで高く売ることも可能だったようです。
急騰箇所があることでチャートが見づらくなってしまう難点もありますが、上手く利益を出せた方はラッキーでしたね。
今後の開発スケジュール・予定
ステラルーメン(XLM)の開発スケジュールは公式サイトのロードマップで確認できます。
それによれば、2020年末にはグローバル決済が完成された状態にしておきたいということ。
その為の3つの柱が設定されていました。
1つ目にステラルーメンとの利害関係者を増やし、ネットワークへの参加を促す。
2つ目にステラルーメンのブランド認知度と可視性を高め、信頼できるものとして確立する。
3つ目にエンドユーザーにとって明確な価値を持つものとして実行可能なビジネスモデルへの道を示す。
簡単に言えば、ユーザーを増やしつつステラの認知度を上げた上で実行へ移していくということですね。
開発の進捗具合は、ステラの今後や将来性を占う大切な指標。
定期的にチェックした方が良いでしょう。
ステラルーメンを購入できる取引所・おすすめ
仮想通貨ステラルーメンは国内の仮想通貨取引所でも購入できます。
2021年1月現在、コインチェックとGMOコイン、Bitbankにて購入可能。
特におすすめなのがbitbank(ビットバンク)ですね。

bitbank(ビットバンク)は国内取引所の中でも唯一、取引所形式で板取引できます。
販売所と取引所の違いは?クリックして表示
販売所は取引所を相手に売買をする一方、取引所はユーザーを相手に取引を行います。
販売所は欲しい時にすぐ買えるというメリットがありますが、買値と売値に差(スプレッド)があるので割高感があるのです。
取引所はユーザーを相手に取引を行うので、場合によっては成立までに時間を要することもありますが、手数料を抑えられるメリットがあります。
また、ビットバンクではメイカー注文に対してマイナス手数料を課しており、0.02%の手数料を還元してもらえるのでお得です。
興味があれば、ビットバンクの公式サイトを覗いてみてください。
>>ビットバンクの公式サイトはこちら
ステラルーメンの将来性まとめ
仮想通貨ステラルーメンは、個人間での送金を気軽かつお得にすることを目的とする仮想通貨。
通貨としての将来性にも長け、チャートをみても今後価格が上がる可能性は十分あります。
ただ、ステラルーメンよりも短期急騰が見込めるアルトコインもあります。
それに急騰期待コインの情報を提供してくれるサービスもありますので、興味があればご覧になってみても良いでしょう。
2022/11/12
大暴落以降、ほとんどダブルボトムを作ってからじゃないと上昇できない規則性がありますね。
2022/11/08
ステラルーメン、下落の可能性があるので注意。ダイバージェンス出てるし日足のRSIが買われすぎを示している。このままEMA200を抜ける可能性もあるが一旦下がると見る。26円あたりがサポートになってくれるといいが。
2022/05/09
ステラウォークで溜まったポイントをステラルーメンと交換できるんだけど、最初84円だったのが今100円になってる!
2022/04/27
ステラルーメンは買い足しせずこのまま行きます。
2022/04/22
暴落して以来ずっと放置してたビットコインを売って、ステラルーメンに切り替えてみた。
2022/04/15
28円台でステラルーメンを買い足しました。BTCが下がればどうせまた下がると思いますけど、増やせればそれで良いんです。
2022/04/12
ステラルーメン調子いいなぁ。もっと資金があればこっちにも配分してたのに…。
2022/04/08
ステラルーメンとかいうちぎっては投げ、ちぎっては投げる用の雑草w
2022/04/08
30円まで上がったんだし、どうかそのまま35円まで行ってくれ!
2022/04/07
ステラルーメンは堅い投資だと思います。日銀でのステラプロジェクトなど期待要素が多いです。