■ノアコインとは
ノアコインは2017年に約40億円の資金調達に成功したICOプロジェクトです。
□ICOとは?
ICOとはInitial Coin offeringの略で、仮想通貨の新規発行による資金調達方法のことです。
企業やプロジェクトが公開した方針や目的に賛同した投資家が、新たに発行された仮想通貨を購入。
プロジェクト側は集めた資金を利用し、開発を進めます。
投資家は新規発行された通貨の価格上昇を利用して、利益を得ることも可能です。
ノアコインが誕生した背景には、“フィリピンの社会問題の解決・経済成長の支援”があります。
フィリピンでは海外に出稼ぎへ行き、フィリピンに住む家族に仕送りする人も大勢いらっしゃるようです。
日本貿易振興機構によれば、実際フィリピンは10人に1人が海外に移住しており、世界最大の労働力輸出国と言われています。
しかし、そこで問題となるのが国際送金手数料の高さと所要時間。
いくら海外で収入を得ようとも、送金手数料の高さなどから気軽に送金できないという問題があるのです。
ノアコインプロジェクトは、そんなフィリピンの社会問題を解決へと導こうというプロジェクトとなっています。
■ノアコインの特徴
フィリピンの社会問題に手を差し伸べるノアコインには、4つの特徴があるのです。
□ノアコインの特徴
- 送金手数料を減らせる仕組み
- ノアシティ・ノアリゾートの開発
- 配当金が40年間もらえる
- 市民権の獲得
・送金手数料を減らせる仕組み
ノアコインでは独自のシステムによって、日本からフィリピンへの送金手数料を2~3%まで減らせるということです。
この独自システムArk Remitは、2018年の第3四半期にリリース予定ということですが、2020年現在どうなっているのか明らかになっていません。
・ノアシティ・ノアリゾートの開発
ノアコインでは送金手数料を減らす動きだけではなく、フィリピンの内部から支援しようという動きもあります。
その一環として挙げられるのが、「ノアシティ」と「ノアリゾート」です。
ノアシティはフィリピンのルソン島に建設が予定されているアミューズメント施設となっています。
広さはなんと東京ドーム8個分を誇っているということ。
ノアシティの内部にはカジノ、サーキット、ホテル、大型ショッピングセンターが入る予定です。
また、ノアリゾートはミンダナオ島に建設予定。
ダッカク・ビーチリゾートとの提携が発表されています。
ダッカク・ビーチリゾートでは様々なアクティビティも遊ぶことができ、きれいな景色は見惚れるものがありますね。
・配当金が40年間もらえる
ノアコインは「PoS(プルーフオブステーク)」と言われるマイニング方式を採用しています。
簡単にいえば、通貨を保有しているだけで配当を受け取ることが可能ということです。
また、保有量が多いほど配当額も多くなるのが特徴。
初年度の配当は保有量に対して20%となっていますが、毎年0.86倍ずつ減る仕組みとなっているようです。
40年後には0.06%という利率まで減ってしまいますし、それまで配当をもらえるかどうかも保証はありませんので注意が必要ですね。
・市民権の獲得
ノアコインには上記で触れたフィリピン国内に建設予定のノアシティとは別に、仮想国家であるノアシティも存在しています。
ノアコインの運営会社である「プラチナム社」が進めており、オンライン上で全ての行政手続きを行うことが可能です。
そして、このノアシティの市民権を購入することによって、様々な恩恵を受けられます。
□市民権購入による恩恵
- 毎日配当が受け取れる
- 独自取引所の手数料が無料
- ノアコインのロック解除率が上がる
中でも注目されるのは、毎日配当が受け取れるというところですね。
実際にどのくらいの配当が出ているかSNSを探してみたところ、下記のようなユーザーが確認できました。
このユーザーによれば、市民権の配当として日毎8,000円前後得られているようです。
市民権にも上院や下院など種類が複数あるようですが、参考の一つにしてみてください。
■ノアコインが詐欺と言われる理由
フィリピンの社会問題解決、そしてノアシティ構想という大きな目標を掲げているノアコインですが、ネット上では「詐欺」の疑いが多く挙がっています。
その理由として挙げられるのが、下記の点ですね。
□ノアコインの怪しい点
・泉忠司氏の関与
ノアコインを日本に広めたのは、情報商材屋として有名な泉忠司氏です。
この人物は、決して評判が良いものではありません。
悪い噂も絶えず、ノアコイン以外にも多くの勧誘活動をしており、過去に泉忠司が勧誘活動を行っていたビットクラブは、運営者が逮捕される事態となっています。
この泉忠司氏が勧誘をしているということも、ノアコインが怪しいと疑われた要因の一つだと言えるでしょう。
・フィリピン大使館が「無関係」を発表
ノアコインは当初、「フィリピン政府公認プロジェクト」として勧誘活動を行っていました。
しかし、その後フィリピン大使館から声明が発表され、ノアコインプロジェクトとの無関係が宣言されたのです。
これが大きな波紋を呼び、泉忠司氏に対するクレームが相次ぐことになりました。
■ノアコイン返金騒動勃発
フィリピン大使館がノアコインとの「無関係」を発表したことにより、事態は返金騒動へと繋がっていきます。
勧誘活動を行っていた泉忠司氏も謝罪文を掲載することになりました。
そこで語られたのは、「政府公認ではなく、国家級のプロジェクトだと言いたかった」という苦しまぎれの言い訳だったのです。
苦情が相次いだこともあり、ノアコインは実際に返金にまで至っています。
以上からもノアコインに怪しい噂が絶えないのも納得と言えるでしょう。
■ノアコインのこれまでの価格推移・チャート
ノアコインは上場後3円を超す高値を付けましたが、その後は暴落し2019年には価格は100分の1にまでなりました。
返金騒動に至ったこともあり、不信感につながったことも要因となっているでしょう。
■独自取引所BTCNEXT
ノアコインは2019年10月に独自のブロックチェーンを採用し、ノアプラチナムとして生まれ変わりました。
また、2019年6月にはノアコインが運営する仮想通貨取引所「BTCNEXT」がオープンしたのです。
ブロックチェーン移行に伴って旧ノアコインからノアプラチナムコインへのスワップ(交換)をする必要があり、交換できるのがBTCNEXTに限られています。
高いセキュリティレベルが売りのようですが、2019年12月には日本の金融庁より無登録で仮想通貨交換業を行ったとして警告を受けている過去も。
ノアコイン保有者以外が積極的に使うような取引所ではなさそうですね。
■ノアコインの評判
ここでノアコインに対するSNS上での評判をいくつかご紹介したいと思います。
購入を検討されている方は参考になさってみてください。
まず一つ目がこちら、
2つ目がこちら、
ノアコインに対しては賛否両論と言ったところですね。
ただ、良い評判についても買ってしまった以上信じるしかないという切実な思いなのかもしれません。
■まとめ
2020年5月時点、ノアコインの価格は0.3円前後を推移しています。
返金騒動など過去の悪評を考えると、ここからの価格上昇は少々ハードルが高いと言えそうですね。
また、現在は99.5%がロックされており、思うように売却できないという事実もあり、ユーザーにとっては不満が溜まるばかりでしょう。
2020/11/13
4
頑張れノアコイン。
2020/11/09
ノアコインの仕掛け人である泉忠司がついに訴えられました。詐欺師で有名な泉忠司が仕掛け人として関わっている時点で、ノアコインに投資するなんて完全にどうかしてます。こんなところに関わっても何もメリットはありません。
2020/11/08
2
ノアコイン今どうなんってんだ?全然気にしてなかったけど、価格は絶賛底辺這ってて安心した
2020/11/06
3
ノアコインの立ち上げには詐欺師が深く関わっています。その詐欺師もとうとう訴えられたようですね。そういった詐欺師が関わっているノアコインは間違いなく詐欺コイン濃厚です。危ないので一切関わらない方がいいです。
2020/11/05
1
ノアコインの話し聞くと泉のことを思い出す。自分は辛くも騙されてないけどあいつの案件を信用するのは本当に危ないと思う。
2020/11/02
ノアコインって聞くともう懐かしい感じですね。今も信じて保有してる人が結構いるのもすごいな。自分はあの時関わらなくって本当に良かったといつも再認識してます。
2020/10/29
泉忠司はノアコインが「フィリピン政府の国家プロジェクト」だと謳っていましたが、実際にはフィリピン大使館と政府がノアコインとの関係を否定した為、これは真っ赤な嘘だと判明しています。ノアコインは詐欺なので要注意です。
2020/10/29
ノアコインの仕掛け人は悪名高きあの泉忠司です。詐欺師として日本中に名を馳せているあの泉忠司が仕掛け人なんですから、ノアコインがまともな案件のわけありません。返金騒動まで起こしたノアコインには期待しちゃダメです。
2020/10/28
ノアの信者の人ってノア以外の仮想通貨の投資はやってないのかな?自分の知り合いも今は元の株式と不動産投資しかやってない。ノアで懲りたそうだ。
2020/10/28
ノアコインを所持してることは自分は恥だと思ってるんですが世の中のホルダーは結構意識高い系のようですね。保有金額の差もあるんでしょうけどね。自分は100万円ちょっとしか損してないからね。