ハーモニー(ONE)は、イーサリアムが抱える問題を解決できるとして注目されているアルトコインの1つ。
2021年1月は0.5円ほどでしたが、11月現在は30円を超え60倍に高騰しています。
今回はそんなハーモニー(ONE)は他の通貨と比べて何が凄いのか、まだまだ上がる可能性はあるのか調査。
将来性に期待されるハーモニー(ONE)について徹底解剖します。
仮想通貨ハーモニー(ONE)とは
ハーモニー(ONE)は取引処理能力の高いハーモニーチェーンが発行する仮想通貨です。
ハーモニーは多くの人がストレスなく安全に取引でき、全ての人に公平な経済圏をつくることを目的としているプロジェクト。
決して有名なアルトコインではありませんが、2021年11月現在時価総額ランキングは54位と比較的上位。
将来性に期待されるアルトコインの1つです。
ハーモニー(ONE)の主な特徴は次の3つです。
- 処理能力が高い
- バイナンスのIEO銘柄
- PoSジャーディング
処理能力が高い
ハーモニー(ONE)はイーサリアムの2000倍以上の速度で取引処理が可能です。
ハーモニー(ONE)は高速処理によって、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決できるのでは?と期待されています。
そもそもDeFiプロジェクトの多くで使われているイーサリアムは、取引数が増えすぎた結果、処理が追い付かなくなっています。
これを「スケーラビリティ問題」といい、取引遅延や手数料の高騰が問題になっているのです。
ハーモニー(ONE)はスケーラビリティー問題を解決するため、処理速度・分散性・セキュリティの3点の問題に対応したブロックチェーンを持ち合わせています。
バイナンスのIEO銘柄
ハーモニー(ONE)は、バイナンスでIEOが実施されて上場しています。
IEOとは仮想通貨取引所が行う資金調達方法で、IEOを実施するにはバイナンスの厳しい審査に受かる必要があります。
IEOが行われるということは、バイナンスから信頼された仮想通貨の証であり、今後ハーモニー(ONE)の価格の上昇に期待が持てます。
PoSシャーディング
ハーモニー(ONE)はPoSジャーディングという仕組みを採用していることで、高速処理やセキュリティの強化が可能になっています。
シャーディングとはいくつかのノードをシャードという群に分けて、それぞれのシャードごとで取引の処理を担当することで、システムに対する負担を軽減する方法です。
簡単にいえば、取引処理を行う機器をグループ分けすることで、1つ1つの負担を軽減できる仕組み。
また、シャーディングをPoWで行うと弱いシャードに簡単に攻撃されてしまうため、PoSを採用することで、シャードの強さを平均的に保つことを可能とします。
ハーモニー(ONE)は、PoSジャーディングを採用することで安全に取引を行えるようにしています。
ハーモニー(ONE)の将来性と今後
ハーモニー(ONE)は、将来性が高く中長期的に高騰する可能性があります。
そう言えるのはなぜか?ハーモニーの将来性が期待できる理由を2つ紹介していきます。
- パートナー企業と開発チームが豪華
- ハーモニー上のプロジェクトが続々登場
パートナー企業と開発チームが豪華
ハーモニー(ONE)はすでに大手の取引所や有名企業と提携済みです。
AIやブロックチェーン等の最先端技術でエンターテイメントサービス等を提供するAnimocaBrandsや大手ゲーム会社ATARI、ブロックチェーンを用いて決済アプリを提供するTerraとパートナーを組んでいます。
また、ハーモニー(ONE)の開発陣も優秀で、アマゾンやグーグルのエンジニア、スタンフォード大学の元人口知能の研究者などの優秀なメンバーとなっています。
ハーモニー上のプロジェクトが続々登場
すでにハーモニーを利用したプロジェクトが数多く誕生しています。
ハーモニーが基盤となっているプロジェクト、サービスをいくつかご紹介します。
・DeFi Kingdoms
DeFi Kingdomsは遊びながら稼げる今流行りのGameFiです、
DeFi Kingdoms内で得たアイテムや通貨は実際に換金して利益にすることができます。
・ViperSwap
ハーモニーのブロックチェーンを採用したDEX(分散型取引所)です。
仮想通貨同士を手軽に交換できるだけではなく、流動性を提供したり、ステーキングすることで稼ぐことができる仕組み。
・Da Vinci
Da Vinciはハーモニーを基盤としたNFTプラットマーケットプレイスプラットフォーム。
ハーモニー上のブロックチェーンを活用して、様々なアーティストのNFTの作成や売買できる場などを提供しています。
上記で紹介したプロジェクトだけでなく、他にも多くの企業と提携しているため、今後の成長に期待できるでしょう。
ライバルプロジェクトとの差別化が必須
ハーモニー(ONE)は、分散化した高い処理能力を持ち合わせたブロックチェーンですが、ライバルとなる類似プロジェクトは複数あります。
例えばZilliqa(ジリカ)、EOS(イオス)、Ethereum(イーサリアム)などといった仮想通貨がライバルがとして挙げられます。
ハーモニー(ONE)がライバルのプロジェクトに勝つためには、大企業と提携して注目を浴びることや、ハーモニー利用者の新規獲得、ステーキングサービスを増やして売り圧を抑えるような取り組みが行われる必要があります。
「似たようなプロジェクトが多くてどれを買えばいいかわからない」という方は、急騰に期待できるアルトコイン情報を配信するサイトを参考にしてもいいかもしれません。
ハーモニー(ONE)の買い方
ONEは日本国内の仮想通貨取引所では買えません。
海外取引所のバイナンスやHiobi、KuCoin、などで購入することができます。
今回はONEの取引が最も多いバイナンスでの購入方法について解説していきます。
国内取引所で仮想通貨購入
まず国内の仮想通貨取引所から仮想通貨を購入しましょう。
今回は、国内取引所として送金手数料が無料で人気のGMOコインで、BTCを購入する方法を紹介していきます。
GMOコインではなく他の取引所から送金される際、XRPやXLMだと手数料を安く抑えて送ることができます。
はじめにGMOコインの「取引所現物レート」と記載されている欄から「取引所」をタップし、「BTC」を選択してください。
注文画面でまず「購入」をタップし、「成行注文」もしくは「指値注文」を選び、「金額」を入力します。
全て記載できましたら、「確認画面へ」を押すと注文することができます。
お急ぎでない方は指値注文だと成行注文より安く仮想通貨を購入することができます。
BTCの購入ができたら、次はバイナンスへ送金していきましょう。
バイナンスに送金
バイナンスにBTCを入金するため、まずGMOコインの画面で「送付」の欄から、「暗号資産」を選択します。
次にビットコイン(BTC)を選び、バイナンスに入金したい金額を入力します。
続いて、バイナンスに入金するためのアドレスを準備していきます。
バイナンスにログインして、「ウォレット」の欄から、「フィアットと現物」をクリックしてください。
仮想通貨の検索ボックスにBTCと入力し、BTCと記載されている行の「入金」をクリックしてください。
切り替わった画面で仮想通貨がBTCであるか確認し、記載されている「アドレス」をコピーして、GMOコインの「ビットコインアドレス」の欄に貼り付けましょう。
「名称(ニックネーム)」の箇所には、「binance btc」や「binance test」などと入力し、「登録ボタン」をクリックしてください。
次に「SMSで2段階認証コードを受け取る」をクリックし、登録した電話番号宛に認証コードが送られてきますので、6桁の認証コードを入力しましょう。
「確認画面へ」をクリックすると、送金することができます。
「バイナンスのお得な入金方法とおすすめ通貨、入金後の流れまで紹介」
バイナンスでハーモニー(ONE)購入
バイナンスのメニュー「トレード」から「クラシック」もしくは「アドバンス」をクリックしてください。
右上の「検索」の箇所で、「ONE」と入力してBTCとONEのペアを探して選択します。
ONEを購入するために注文方法3つあります。
今回は「リミット」という注文方法で解説していきます。
リミットは、国内仮想通貨取引所では指値注文のことで、手数料を安く済ませるためリミット注文をすると良いでしょう。
また、「マーケット」は成行注文のことで、「ストップリミット」は逆指値のことです。
注文画面の「スポット」の欄から、「リミット」を選択します。
リミット注文は、指定する金額によって注文が約定するまでに時間がかかる場合があります。
BTCとONEの金額を入力し、「購入」を押すと注文することができます。
注文が約定しましたら、ONEの購入は終了となります。
ハーモニー(ONE)のステーキング方法
ONEを中長期で保有するなら、ステーキングすると効率的に稼げます。
まず、バイナンスのログイン後の画面から、上部の「ファイナンス」の欄から「バイナンスアーニング」をクリックします。
表示された画面で、定期ステーキングの「詳細」をクリックします。
切り替わった画面にある検索窓に「ONE」と入力し、「今すぐステーク」を選択します。
ステーキング可能な期間は現在30日のみとなっており、年利8.52%となっています。
申し込み画面に変わり、再度期間を確認して「預け入れる金額」を入力し、規約を確認して「ボックス内」にチェックを入れます。
一度ステーキングしてしまいますと、30日間引き出すことが基本的にはできませんので、大丈夫であるか再度確認してください。
全て記載を終えましたら、「購入確認」をクリックしますと定期ステーキングすることができます。
また、期間を選択する際に枠が埋まってしまっている場合は、ステーキングできないことがあります。
「バイナンス ステーキングのやり方とメリット・デメリットを紹介」
ハーモニー(ONE)の対応ウォレット
ハーモニー(ONE)には専用のウォレットはないため、外部ウォレットを利用する必要があります。
ハーモニー(ONE)では、下記などのウォレットで使用できます。
・Math Wallet
・METAMASK
・Ledger Nano S
・Trust Wallet
・SafePal Hardware Wallet
・Command-line Tools
上記で紹介したウォレットでなくても、バイナンスなどの取引所専用のウォレットにONEトークンを保有することができます。
ただ、取引所がハッキングされる可能性もゼロではありませんので、外部ウォレットに保管した方が安心感はあるでしょう。
ハーモニー(ONE)のまとめ
ハーモニー(ONE)は、セキュリティ能力と取引処理能力に長けたハーモニーチェーンが発行する仮想通貨。
イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決できるとして、今注目が集まるアルトコインの1つです。
開発メンバーに優秀な人材ばかりが集まっており、すでに多くのプロジェクトや取引所と鄭駅しています。
また、DeFiやNFTなど今仮想通貨トレンドになっている分野にも積極的に進出。
将来性は高く、今後まだまだ高騰する可能性のあるアルトコインでしょう。
仮想通貨ハーモニー(ONE)の将来性と今後の価格動向が明らかに