バイナンス ステーキングのやり方とメリット・デメリットを紹介

バイナンスのステーキングは、仮想通貨を預け入れることで金利を得られるサービスです。

中長期的にガチホ予定の仮想通貨があるのであれば、ステーキングをすれば効率的に稼ぐこともできます。

ただ、バイナンスのステーキングには3つ種類があり、それぞれメリット・デメリットもあります。

バイナンスステーキングのメリット・デメリットを理解し、自分に合った運用方法を選びましょう。

バイナンスステーキングの特徴

バイナンスではステーキングを利用することで金利をもらうことが可能です。

ステーキングを簡単に言うと、保有している仮想通貨を一定期間預けることで金利を得られる仕組み。

銀行の預金金利をイメージするとわかりやすいかもしれません。

バイナンスには大きく分けて、「フレキシブルセービング」「定期ステーキング」「DeFiステーキング」の3種類があります。

セービングもステーキングとほぼ同じ意味で、仮想通貨を預けて稼ぐ仕組みです。

次にそれぞれの運用方法の特徴や違いに触れていきます。
 

フレキシブルセービング

フレキシブルセービングは、バイナンスのウォレット内で仮想通貨を預けて毎日金利を得ることができ、いつでも資金を引き出すことが可能なサービスです。

フレキシブルセービングは、好きなタイミングで仮想通貨を引き出せる分、もらえる金利が低くなっています。

フレキシブルステーキング可能な仮想通貨は、BTCやETH、BUSD、1INCHなど。

※時期によって対応通貨は変わります。
 

 

定期ステーキング

定期ステーキングは、バイナンスのウォレット内に仮想通貨を定められた期間預けることで金利をもらえるサービスです。

ロックされた期間内は仮想通貨を引き出すことはできません。

フレキシブルセービングとの違いはロック期間の有無と利回りの高さです。

また、ロック期間は主に30日・60日・90日と決まっており、期間が長い方が利回りも高く設定されています。

定期ステーキングが可能な仮想通貨は、BNBやIOST、ATOM、EZなど。

※時期によって対応通貨は変わります。
 

 

DeFiステーキング

DeFiステーキングは、その名の通りDeFi(分散型金融)系の仮想通貨を預け入れることで金利をもらえるサービスです。

フレキシブルセービングや定期ステーキングに比べ利回りが高く、仮想通貨自体の価格変動リスクも高いのが特徴。

簡単にいえば、バイナンスステーキングの中ではハイリスクハイリターンの商品です。

ただ、DeFiステーキングはいつでも引き出し可能なため、「価格が暴落しているけど引き出せない」ということは避けられます。

DeFiステーキングが可能な仮想通貨は、BNBやBTC・HARD・LINKなどをすることができます。
 

 

バイナンスステーキングのやり方

バイナンスでステーキングする方法を「フレキシブルステーキング」と「定期ステーキング」、「DeFiステーキング」の3種類紹介します。

ステーキングをする前に、預け入れたい仮想通貨を購入し、バイナンスのウォレットに入れておきましょう。
 

フレキシブルセービング

まずバイナンスにログイン後の画面から、上部にある「ファイナンス」の欄から「バイナンスアーニング」をクリックします。
 

遷移画面で、「セービング」の「詳細」をクリックします。
 

ステーキングしたい仮想通貨を選択して、「振替」をクリックします。
 

申し込み画面に変わり、預け入れたい仮想通貨の金額を記入し、規約を確認してボックス内にチェックを入れます。

全て記載し内容を確認したら、「購入確認」をクリックするとフレキシブルステーキング完了です。
 

定期ステーキング

フレキシブルセービング同様、バイナンスにログイン後の画面から「ファイナンス」の欄から「バイナンスアーニング」をクリックします。

表示された画面で、「定期ステーキング」の「詳細」をクリックします。
 

ステーキング可能な仮想通貨の一覧が表示されるので、ステーキングしたい仮想通貨を選択しましょう。

検索窓で銘柄を検索すると、簡単に預け入れたい通貨を探すことができます。

ステーキングしたい仮想通貨が見つかったらロック期間を決め、「今すぐステーク」をクリックしてください。
 

申し込み画面に変わったら再度期間を選択し「預け入れる金額」を入力。

規約を確認して「ボックス内」にチェックを入れます。
 

仮に90日間定期ステーキングする場合、90日間預ける仮想通貨を利用できないので慎重に決めましょう。

全て記載できたら「購入確認」をクリックすると定期ステーキング完了です。
 

DeFiステーキング

バイナンスでのDeFiステーキング方法ついて説明していきます。

DeFiステーキングの操作は、定期ステーキングと基本的に同じです。

まず、バイナンスにログイン後の画面から、上部の「ファイナンス」の欄から「バイナンスアーニング」をクリックします。

表示された画面で、「定期ステーキング」の「詳細」をクリックし、表示される画面の上部の「DeFiステーキング」を選択します。
 

ステーキングしたい期間と数量を入力し、規約を確認して「ボックス内にチェック」を入れます。

全て記入して内容がよければ、「購入確認」をクリックしますと、DeFiステーキングをすることができます。
 

 

スマホでステーキングする方法

バイナンスではスマホアプリ一つあればステーキング可能。

一例としてバイナンスのスマホアプリで定期ステーキングをするやり方を紹介します。

まず、スマホアプリトップ画面の「もっと見る」と記載されている箇所をタップします。
 

次に、「ステーキング」と書いてある箇所をタップしますと、画面が変わり、「ロックステーキング(定期ステーキング)ができる仮想通貨の表示画面が掲載されます。
 

「検索窓」で預け入れたい仮想通貨を検索して「今すぐステーク」をクリックします。
 

遷移画面でステーキングしたい金額を入力して、期間を選択してください。

規約内容を確認して「ボックス内にチェック」を入れますと、ステーキングを行うことができます。
 

ステーキング報酬の確認方法

まず、ログイン後の画面の右上から「注文」を選択し、「収益履歴」をクリックします。
 

遷移画面の左側のメニューから「PoS履歴」を選択し、「利子」をクリックしますと、ステーキングの報酬を確認することができます。
 

バイナンスの定期ステーキング報酬は、申込日から2日目に分配されます。

例えば、2月1日に申し込んだ場合、ステーキング報酬は2月3日から分配される仕組みです。
 

ステーキング報酬の償還方法

償還は定期ステーキングの早期解約を意味しています。

償還をすると、ステーキング報酬が消滅するので気を付けましょう。

厳密には、償還をすると元本からステーキング報酬として受け取った金額を差し引いた金額が返ってきます。

今回は、例として定期ステーキングの償還方法を説明していきます。

バイナンスのトップ画面より、「ウォレット」の欄から、「収益」を選択します。

「収益」の欄から、償還したい仮想通貨を選択します。

「即時償還」を選択し、「バイナンスセービングサービス合意書」を確認して、ボックス内にチェックを入れます。
 

申し込み画面が表示され、「即時償還」を選択しますと、償還完了となります。
 

バイナンスステーキングの報酬シミュレーション

バイナンスでステーキングする際、実際どのくらい報酬を受け取れるのでしょうか。

現在の金利でフレキシブルステーキングと定期ステーキング、DeFiステーキングをそれぞれシミュレーション例をあげて紹介していきます。

・ETHをフレキシブルステーキングする場合、金利0.24%で1ETH(1ETH=300,000円)を預けると、年間で720円。

・BNBを30日間の定期ステーキングする場合、金利8.26%で1BNB(1BNB=50,000)を預けると、年間で4,130円。

30日間で得られる金額は、344.1円程です。

・BTCをDeFiステーキングする際、金利が2.12%で1BTC(1BTC=5,000,000円)を預けると、年間で106,000円。

ステーキングは元本に対する利回りなので、元手が多いほど報酬も多くなります。

もし低資金から大きな利益を狙いたい場合は、アルトコイントレードをした方が稼げる可能性は高いかもしれません。
 

ステーキングとは

バイナンスのステーキングについてのメリットとデメリットを紹介していきます。
 

メリット

バイナンスでステーキングする際のメリットは主に3つ。

・フレキシブルステーキングは、ロックされることはないのでいつでも引き出し可能。

・中長期的に保有予定の仮想通貨をステーキングすれば、効率的に稼げる。

・バイナンスを通じて簡単にDeFi系仮想通貨のステーキングが可能。
 

デメリット

バイナンスでステーキングする際のデメリットは主に3つあります。

・人気の通貨はステーキング枠が売り切れ、ステーキングできない可能性がある。

・ステーキングをする際に得られる金利は、ステーキング途中で低くなる可能性がある。

・仮想通貨を定期ステーキングしている最中に、預け入れた仮想通貨の価格が急落・急騰する可能性がある。

相場の急な変動が起こったからといって、ロック中の仮想通貨を償還してしまうと、得ていた金利を受け取れず、手数料を払わなければならない可能性があります。
 

ステーキング以外のおすすめ資金運用方法

自動売買ツール

仮想通貨には自動売買ツールもあり、上手く利用すれば時間を節約して稼ぐこともできます。

例えば、仮想通貨FXの自動売買がオープンソースでできる「はむとれ」というツールがあります。

はむとれは24時間365日無料で利用でき、自動売買の仕組みを活用しているため、初心者でも気軽に利用することが可能です。

高性能ツールであるTradingViewが登用されており、はむとれストラテジーを使って100種類以上を自動売買で取引を行うことができます。
 

イールドファーミング

イールドファーミングとは最近話題のDeFi系サービスです。

簡単に言うと、取引所に仮想通貨を預け入れ、流動性を提供する見返りとして報酬を得る仕組み。

イールドファーミングはステーキングよりも利回りが高く、年利100%を超えるものも珍しくありません。

イールドファーミングが行える取引所として最も有名なのは、BSC(バイナンススマートチェーン)上のパンケーキスワップという取引所です。