仮想通貨NEAR Protocol(NEAR)の将来性と今後の高騰タイミングが判明

NEAR Protocol(NEAR)は、イーサリアムと同じようにプロジェクトやサービスの土台として利用されることを目指しています。

イーサリアムと似た性質を持っているものの、その処理能力はイーサリアムを圧倒しています。

そんなNEARは2021年の1年間で10倍以上に高騰し、実はまだまだ伸びしろのあるアルトコインだと判明しました。

他のアルトコインと比べて何がどう凄いのか？NEAR Protocol(NEAR)の特徴や今後の高騰タイミングを深掘りしていきます。

仮想通貨NEAR Protocol(NEAR)とは

NEAR Protocol(NEAR)は、スマートコントラクトプラットフォームや分散型アプリケーションを提供している仮想通貨です。

簡単にいえばNEARチェーンが土台となり、その上に様々なサービスを展開しようとしています。

現在イーサリアムは多くのプロジェクトやサービスで採用されていますが、利用者数が急激に増えたことで処理遅延が発生し、結果的に手数料の高騰が問題になっています。

この問題を一般的に「スケーナビリティ問題」と呼びます。

NEARはイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するべく、2020年4月に誕生しました。

次にNEAR Protocol(NEAR)の特徴について触れていきましょう。
 

仮想通貨NEARの特徴

NEARの特徴は主に次の3つです。

最大の特徴は技術力によって、高い処理能力を実現している点です。
 

シャーディングを実装

NEAR Protocol(NEAR)はシャーディングを取り入れて、他のプロジェクトと差別化を図ろうとしています。

シャーディングはデータを分散化して処理を行うことで、負荷を分散させることで処理能力の向上に繋がります。

シャーディングを実装することで、イーサリアムよりも低コストかつ高速にネットワークを利用することを可能とします。

また、NEARのシャーディング技術はまだ開発段階にあり、最終的には1秒間に数百万もの取引処理が可能になるようです。

処理能力の高さでいえば、「Solana(SOL)」が有名ですが、そのSolana(SOL)よりも速い取引処理が可能になる予定。
 

ブリッジ機能搭載

NEAR Protocol(NEAR)はプロダクトの一つとして、Rainbowというブリッジ機能を搭載しています。

Rainbowは、NEAR Protocol(NEAR)とイーサリアム間を橋渡しする機能を持っています。
 

NEAR Protocol(NEAR)はRainbowのブリッジ機能を活用することで、イーサリアムとNAER間でトークンを自由に行き来させることができます。

また、ブリッジを活用することで、手数料の高いイーサリアムを避け手数料の安いNEARを利用することも容易です。
 

ガバナンストークンNEAR

NEAR Protocolは、独自通貨としてNEARトークンをガバナンストークンとして活用することができます。

ガバナンストークンは投票権をイメージするとわかりやすいでしょう。

NEARを保有することで、NEAR Protocolの開発方針について自分の意見を投票できます。
 

NEARの将来性と今後

今後NEARは、中長期的に高騰する可能性が高いと考えられます。

将来性が期待できる理由を2つ紹介していきます。
 

イーサリアムとの互換性が高い

NEAR Protocolはイーサリアムとの互換性が高いため、イーサリアム系の仮想通貨を安易に移動させやすくなっています。

今後手数料の高いイーサリアムのブロックチェーンより、手数料の安いNEAR Protocol(NEAR)を選ぶプロジェクトも増えてくるかもしれません。

イーサリアムからNEARにプロジェクトや利用者が移ってくればNEARの取引量も増え、NEARの価格高騰に繋がる可能性もあります。
 

ベンチャーキャピタルからの評価が高い

NEAR Protocol(NEAR)は、投資のプロフェッショナルであるベンチャーキャピタルから高い評価を得ています。

ブロックチェーンに投資するベンチャーキャピタル「CVVC」が選ぶトップ50のブロックチェーン企業に選出されています。

NEAR Protocol(NEAR)は、ベンチャーキャピタルで高評価を得ているため、今後の将来性に期待が持てます。
 

NEARの高騰タイミング

今後NEARの高騰につながる可能性のある出来事を2つ紹介していきます。
 

NEAR Protocolのユーザー数増加

NEAR Protocolを利用するには手数料としてNEARが必要になるため、利用者が増えるほどNEARの取引量も増えることになります。

NEARの取引量が増えれば、価格の高騰にも繋がりやすくなります。

NEAR Protocolでは利用者の獲得を目指し、「NEAR India Accelerator」という出資プロジェクトを実施。

この出資プロジェクトはインドでNEAR Protocolを利用したプロジェクトを開発する資金として最大10万ドルの支援を行うものです。

出資プロジェクトが成功すれば、NEAR Protocolユーザーの増加にも期待できるでしょう。

また、NEAR ProtocolはSouth Poleという国際的な環境団体から受賞を獲得しています。

South Poleは、低炭素金融のコンサルティング活動や炭素クレジットの取引、気候変動対策などを幅広く行っている環境団体です。

脱炭素や再生可能エネルギーを推進するプロジェクトや企業にラベルや賞を授与して取り組みを評価しています。

NEAR Protocolのブロックチェーンを利用する際に、発生するガス代が少ないことが高く評価されたことなどが、受賞の要因だと考えられます。

NEAR Protocolが環境に配慮したブロックチェーンだと認識が広まることで、企業やプロジェクトがNEARを採用する可能性も高まりそうですね。
 

ビットコイン高騰

ビットコインの価格が高騰することで、NEARトークンの価格も高騰する可能性が高いです。

ほとんどのアルトコインがビットコインの値動きに左右されやすいため、ビットコインが高騰することによりNEARトークンの価格高騰に期待できます。

次にNEARのこれまでの価格推移を紹介します。
 

NEAR過去の値動きと要因

NEARは2021年に2度大きく高騰しています。

今後の売買タイミングを見極める意味でも、過去の値動きと要因にも触れておきましょう。
 

2021年1月~5月

NEARは2021年の1～5月におよそ6倍に高騰しました。

高騰の要因はビットコインの高騰に伴ってNEARも上がったこと、4月にイーサリアムブロックチェーンを繋ぐブリッジ機能が完成したことだと考えられます。
 

2021年8月~9月

NEARは9月に約8倍に高騰しました。

1月~5月と同じくビットコインが高騰したことで、NEAR Protocol(NEAR)も高騰したと考えられます。

また、8月頃からNFT市場が盛り上がり、NFTのマーケットプレイスであるMintBaseがNEAR Protocol(NEAR)チェーンを採用したことも価格上昇の原因の一つだと考えられます。

今後もビットコインの高騰やNEAR Protocol(NEAR)チェーンの活用が進められることで、今後NEARトークンの高騰に期待できるでしょう。

次にNEARの購入方法について紹介します。
 

NEARの買い方

NEARは国内の仮想通貨取引所では買えません。

海外取引所のバイナンスやHuobi、KuCoinなどで購入することができます。

今回はNEARの取引が最も多いバイナンスでの購入方法を紹介していきます。

まだバイナンスの口座を持っていない方はあらかじめ開設しておきましょう。

口座開設は数分でできます。
 

国内取引所で仮想通貨購入

バイナンスの口座を準備できたら、まず国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入しましょう。

今回は一例としてGMOコインでBTC(ビットコイン)を購入する方法を紹介していきます。

送金手数料が無料のGMOコインではなく他の取引所から送金する場合は、送金手数料の安いステラルーメン、リップルがおすすめです。

GMOコインの「取引所現物レート」と記載されている欄から「取引所」をタップし、「BTC」を選択してください。
 

注文画面でまず「購入」をタップし、「成行注文」もしくは「指値注文」を選び、「金額」を入力します。

成行注文は現在の市場価格で即時注文を出す方法です。

一方指値注文は売買したい価格を指定し、指定した価格になったタイミングで注文を出す方法です。

お急ぎでない方は指値注文だと、成行注文より安く仮想通貨を購入することができます。

全て記載できましたら、「確認画面へ」を押すと注文することができます。

BTCの購入ができましたら、次はバイナンスへ送金していきましょう。
 

バイナンスに送金

国内取引所で仮想通貨を購入したら、次はバイナンスに入金します。

バイナンスにBTCを入金するために、まずGMOコインの画面で「送付」の欄から、「暗号資産」を選択します。

次にビットコイン(BTC)を選び、バイナンスに入金したい金額を入力します。

続いてバイナンスに入金するためのアドレスを準備します。

バイナンスにログインして、「ウォレット」の欄から、「フィアットと現物」をクリックしてください。

仮想通貨の検索ボックスにBTCと入力し、ビットコイン(BTC)と記載されている行の「入金」をクリックしてください。
 

切り替わった画面で仮想通貨がBTCであるか確認し、記載されている「アドレス」をコピーして、GMOコインの「ビットコインアドレス」の欄に貼り付けましょう。

「名称（ニックネーム）」の箇所には、「binance btc」や「binance test」などと入力し、「登録ボタン」をクリックしてください。

次に「SMSで2段階認証コードを受け取る」をクリックし、登録した電話番号宛に認証コードが送られてきますので、6桁の認証コードを入力しましょう。

「確認画面へ」をクリックすると、送金することができます。

バイナンスの入金方法について詳しくは下記の記事をご覧ください。
 

バイナンスでNEAR購入

バイナンスで入金したビットコイン(BTC)で、NEARを購入していきましょう。

ログイン画面の「トレード」の箇所から「クラシック」もしくは「アドバンス」をクリックしてください。

右上の「検索」の箇所で、「NEAR」と入力してNEAR/BTCのペアを探して選択します。

国内取引所でビットコインを購入した時と同じく、注文方法を「指値注文」「成行注文」から選択。
 

後は購入したい数量と価格を入力し、「購入」ボタンを押せば注文完了です。

注文が約定しましたら、NEARの購入は終了となります。
 

NEAR Protocol(NEAR)は今後に期待できるアルトコイン

NEAR Protocolはイーサリアムと似た性質を持ちながらも、イーサリアムよりも高性能なブロックチェーン。

NEAR Protocolが発行している仮想通貨がNEARです。

イーサリアムと互換性が高く、まだまだ処理能力が向上する可能性を秘めていることから、伸びしろのあるアルトコインと言えるでしょう。

中長期的に高騰する可能性もあるので、興味があれば購入してみてもいいかもしれません。