MATICは2021年に入ってから注目されている仮想通貨です。
たったの5か月で価格が100倍に急上昇し、時価総額は1兆円を超えました。
この凄まじい価格上昇の理由は、DeFiやNFTといった仮想通貨業界のトレンドに乗れたからです。
MATICは以前からDeFiやNFTといったサービスの利便性を向上させる技術を持っていました。
DeFiやNFTに注目が集まる中MATICのポテンシャルが評価され、爆発的な高騰が実現したのです。
今回はMATICのポテンシャルを知った上で、今後いつ高騰する可能性があるのか見ていきましょう。
仮想通貨MATICとは
MATICは、2017年にイーサリアムのスケーラビリティ問題の解決を目指して作られた仮想通貨です。
スケーラビリティはシステムがデータをどれだけ処理できるか示してくれます。
近年はイーサリアムの需要が拡大した結果、データの処理能力が追い付かず、手数料の高騰が問題になっています。
このままでは手数料の高さが問題でイーサリアム離れを招いてしまう恐れがありました。
その問題を解決すべく2019年4月にBinanceのローンチパッドでIEOを行い、560万ドル(約6億円)を調達。
そして、2021年5月には初上場から価格が500倍まで上昇し、時価総額が1兆円を超えています。
それだけイーサリアムのスケーラビリティ問題は根深く、その問題を解決してくれるMATICが期待されています。
また、MATICは2021年2月にPolygon(ポリゴン)へリブランディング(名称変更)が行われています。
リブランディングによって、プロジェクトが目指すゴールの範囲が広がっています。
仮想通貨MATICが将来性バツグンの理由
仮想通貨MATICはDeFiやNFTといった分野を中心に、利用者を増やしています。
その理由は他の仮想通貨にはない将来性がMATICにあるからです。
今後もMATICに期待できると言える理由は全部で3つあります。
- スケーラビリティ問題の解決
- すでに多くのプロジェクトで採用されている
- DeFiやNFT分野が業界のトレンド
これらの理由からMATICは投資家に評価されています。
スケーラビリティ問題の解決が目的
MATICはイーサリアムとは別のブロックチェーン(サイドチェーン)を作成しスケーラビリティ問題の解決を目指しています。
スケーラビリティ問題の解決を目指すプロジェクトは他にもありますが、MATICは「Plasma」という最新技術を使っているのが特徴です。
MATICの「Plasma」はイーサイアムの創設者Vitalik Buterin氏とLightning Networkの共同開発者Joseph Poon氏によって開発された技術を応用しています。
これにより、MATICは65000/秒のトランザクション処理能力を誇ります。
イーサリアムは15/秒のトランザクション処理能力なので、MATICの方が圧倒的な処理能力があります。
すでに多くのプロジェクトで採用されている
MATICは200以上のプロジェクトで活用され、採用数は増え続けています。
特にDeFiとNFT、ブロックチェーンゲーム領域でMATICが使われています。
中には日本人が多く利用しているプロジェクトもあります。
・マイクリプトヒーローズ
・JPYC
・Aave
・SushiSwap
・OpenSea
今後もMATICの活用事例は増えると予想されます。
DeFiやNFT分野が業界のトレンド
2020年から仮想通貨業界ではDeFiやNFTといった分野がトレンドになっています。
2021年前半ではDeFiやNFTに関連した仮想通貨は軒並み急騰し、価格が10倍以上になった仮想通貨がいくつもありました。
特にNFTは個人でも簡単に作れることもあって、世界中の芸能人やアーティストが使い始めています。
続々と新しいサービスが出ている中で、MATICの利用事例も増えていくでしょう。
仮想通貨MATICは今後高騰に期待
これからMATICの高騰が期待できる理由はいくつもあります。
今後のMATICの動向によっては、価格が数倍に跳ね上がるかもしれません。
分かりやすい高騰要因が3つあるので、見逃さないように注意しましょう。
MATICの高騰まで待てないという方は、短期高騰に期待できるアルトコイン情報を配信するアルトバンクを参考にしてもいいかもしれません。
- 企業との提携
- プロジェクトの進展
- イーサリアムのガス代高騰
上記はそれぞれMATICの将来性を左右するポイントでもあります。
MATICの正確な高騰タイミングを知りたいのなら、知っておいて損はありません。
企業との提携
MATICの開発元であるシンガポールのMATIC社と国内外の企業がいくつか提携しています。
・株式会社スマートアプリ
・Cryptoeconomics Lab
・double jump.tokyo株式会社
現状は規模の小さいスタートアップやベンチャー企業との提携が目立ちます。
今後、大手企業との提携が発表されると、MATICへの期待値が跳ね上がり高騰する可能性が高まります。
そして、MATICを利用する企業が増えていけば、継続的な高騰が期待できるでしょう。
プロジェクトの進展
MATICのプロジェクトが大きく進展を見せると、投資家からの期待が高まって高騰する可能性が高くなります。
実際にMATICは色んなプロジェクトやサービスでブロックチェーンが採用され、着々と発展しています。
例えば、2021年にはGoogleのクラウドサービス「Google Cloud」でMATICのブロックチェーンが正式に活用できるようになりました。
クラウドサービスとはWebサイトやアプリ、システムを開発・管理できるサーバーなどのサービス群です。
そんなクラウドサービスでMATICが使えるということは、MATICの技術がGoogleに認めらた証拠でしょう。
このようにMATICの技術が採用されたりすると、MATICの需要が増え高騰しやすくなります。
イーサリアムのガス代高騰
イーサリアムの送金手数料ガス代が高騰すると、DeFiやNFTのサービスを構築するのにイーサリアムが使いにくくなります。
その結果、イーサリアムの代替先としてMATICが選ばれる可能性があります。
そもそもイーサリアムはプラットフォームとしては仮想通貨業界でトップなので、イーサリアムから完全には離れにくいです。
MATICならイーサリアムとの互換性が高いので、イーサリアムからの乗り換え先として便利です。
今後もイーサイアムが自力でスケーラビリティを改善できなければ、MATICの需要は増し続けるでしょう。
しかも巨大化したイーサリアムの開発の遅いですが、まだMATICは身軽で開発スピードは段違いに高いので、今後も利便性が高まっていと思います。
仮想通貨MATICの売買ポイント
MATICを買うタイミングは、ビッグニュースが出てからがベストに近いでしょう。
前述した「企業との提携」や「プロジェクトの進展」がビッグニュースにあたります。
仮想通貨はビッグニュースが出ると短期間で価格が数倍になる時が多々あるので、そのタイミングでMATICを売買できるのが理想的です。
この他にもMATICの価格がどうなるのか予想して、買い時を見極めるポイントがあります。
BTCの価格変動に影響を受けやすい
ほとんどの仮想通貨はBTCの価格が大きく動くと影響を受け、BTCと似た価格変動を起こします。
つまりBTCが急騰しているとMATICも急騰しやすくなります。
BTCの価格を見ておけば、短期的なMATICの価格がどうなるのか予想しやすいです。
ボラティリティが大きい
MATICはBTCやETHと比べると単価が安く、価格の変動に必要な資金はBTCと比べると少なく済みます。
つまりボラティリティ(価格変動幅)が大きく、急騰しても何かの拍子で暴落の可能性もあるということ。
今の時点で将来性は高いのですが、ネガティブなニュースが出れば暴落に繋がるので注意しましょう。
仮想通貨MATICの買い方
MATICは国内取引所では取り扱っていないので、海外取引所で買うしかありません。
日本人でも利用可能な主な海外取引所は下記の通りです。
・Binance
・KuCoin
・FTX
・Uniswap(V2)
上記の海外取引所の中でもBinanceは世界最大手の取引所と言え、日本語に対応していることもあり日本人に人気です。
BinanceでMATICを購入する方法
BinanceでMATICを買うのなら、国内取引所でビットコインなどの仮想通貨を買い、仮想通貨をBinanceに送金する必要があります。
BinanceではMATICの取り扱いペアは複数あるので、ペアに対応している仮想通貨に交換しておきましょう。
・MATIC/BTC
・MATIC/BNB
・MATIC/USDT
上記の仮想通貨は時価総額が大きく、人気のペア通貨です。
次にBinanceでMATICを買う方法は下記の通りです。
まずは、自分が取引する仮想通貨ペアの取引画面に移動します。
次に、上記の取引画面から買い注文を出せます。
「リミット:指値注文」か「マーケット:成行注文」を選んでクリックして、MATICを買う数量を入力します。
最後に画像一番下にある「ここを押して注文完了」をクリックしたら買い注文を出せます。
あとは、買い注文が通るのを待つだけです。
仮想通貨MATICのまとめ
MATICは今後も高騰に期待できる仮想通貨の1つです。
企業や他プロジェクトとの提携やプロジェクトの進展があれば、短期的な高騰にも期待できるでしょう。
もちろんMATIC以外にも2021年有望アルトコインはあります。
2021年高騰に期待できるアルトコインをまとめた記事もあるので、興味があればご覧になってみてください。
「【最新】2021年有望アルトコイン6選」
2022/02/10
3
去年の2月7円台だったPolygon(MATIC)が、今日もまた10%以上上がって今は235円。これは笑いが止まらん。
2022/02/09
3
正直、去年なぜ全ツッパしなかったのか悔やまれる。BTCを2月に利確してMATICを買ってたら軽く10億いってたのに。