ライトコイン(LTC)は多くの国内取引所で取り扱われており、日本人にも人気のアルトコインです。
そんなライトコインですが、実はあまり将来性に期待できず、中長期で稼げる可能性の低いアルトコインだと判明しました。
なぜ将来性に期待できないのかを含め、ライトコインの特徴や今後の価格動向まで分かりやすく紹介します。
ライトコイン(LTC)とは
ライトコイン(LTC)はビットコインの問題解決を目的に開発された仮想通貨です。
ビットコイン(BTC)は取引の処理速度が遅いことが問題視されていますが、ライトコイン(LTC)はビットコイン(BTC)よりも処理速度に優れ、セキュリティ面も充実しています。
ビットコイン(BTC)はデジタルゴールドと呼ばれているのに対し、ライトコイン(LTC)はデジタルシルバーと呼ばれています。
そんなライトコイン(LTC)の主な特徴は次の4つです。
- 決済手段向きの仮想通貨
- 発行上限枚数はビットコインの4倍
- segwitを導入
- 半減期がある
決済手段向きの仮想通貨
現在、ブロックチェーンを採用した決済サービスが注目されています。
ライトコインはビットコインよりも処理速度が速いということもあり、決済向きの仮想通貨です。
実際海外では仮想通貨決済の多くにライトコインが採用されています。
あの世界的大企業ペイパルもライトコインによる仮想通貨決済を導入しています。
発行上限枚数はビットコインの4倍
仮想通貨では発行上限が設けられている通貨が多く存在しています。
ビットコイン(BTC)の発行上限が2,100万枚に対し、ライトコインは8,400万枚が発行上限となっています。
発行上限数は、各仮想通貨の価値や希少性を調整する役目。
管理者を設けない仮想通貨では、発行上限を定めておくことで通貨の供給が増え過ぎてしまうことを防ぎます。
ライトコイン(LTC)は、元々ビットコイン(BTC)を補完する仮想通貨として開発されて、トランザクション処理を高速で行えるように作られています。
そのためビットコイン(BTC)に比べてライトコイン(LTC)は、発行枚数を多くすることが可能となっている仮想通貨です。
取引遅延を解決
ライトコイン(LTC)は「segwit(セグウィット)」という仕組みを導入しています。
segwit(セグウィット)の役目は取引の承認スピードを向上させること。
ビットコイン(BTC)はブロックチェーンの生成が10分に一度となっていて、取引や送金が増えると遅延する問題を生じています。
ライトコインのsegwitはそんなビットコインの弱点を克服することが可能です。
また、ライトコイン(LTC)はさらに高速でトランザクション処理できるように「ライトニングネットワーク」の導入が予定されています。
ライトニングネットワークは、ブロークチェーンの外部で取引を行ってブロークチェーンに記録する仕組みです。
取引を行う度にブロックチェーンに記録をするとアクセスが混雑してしまって遅延の原因になるため、外部で取引を行い最初と最後の取引のみをブロックチェーンに記録します。
半減期がある
ライトコイン(LTC)は、インフレを抑制するために半減期を設けています。
半減期とは仮想通貨のマイニングで獲得できる報酬が半減される時期のことです。
マイナーは報酬として新規発行されるライトコイン(LTC)を受け取りますが半減期が来てしまうと、新規発行が減ってしまうのでマイナーは今までのように稼げなくなってしまいます。
それによってマイニングする人が減るので、新規で発行するライトコイン(LTC)が減って供給量が抑えられ、価格があがりやすくなります。
つまり半減期が近づくと仮想通貨の希少性が高まることが期待され、売り圧力が抑えられ価格が高騰する場合が多いです。
ライトコイン(LTC)の将来性・今後
ライトコイン(LTC)は短期的に上がる可能性がありますが、中長期的には上がりにくいと考えられます。
なぜそう言えるのかを含め、ライトコイン(LTC)の将来性を考える場合に、重要視されるポイントを4つ紹介していきます。
- 決済手段としての普及を目的にしている
- 特別優れた技術がない
- 半減期前後は価格が高騰する傾向
- 大手企業やサービスとの提携
決済手段としての普及を目的にしている
ライトコイン(LTC)は、日常の何気ない決済に特化した仮想通貨です。
そのため、決済通貨として価格の乱高下は望まれません。
ライトコイン(LTC)が大幅に下落してしまえば、保有している枚数に対する金額が下がることになるので、日常生活で気軽に使用するは難しくなってしまいます。
ライトコイン(LTC)は決済通貨として、ある程度一定の水準で価格が変動する方が適しているでしょう。
特別優れた技術がない
ライトコイン(LTC)は、これといって優れた技術を使っているわけではありません。
ライトコイン(LTC)は従来からあるブロックチェーン技術を搭載したシンプルな決済通貨です。
また、処理速度が早いと言っても、「solana」や「polygon」の方が圧倒的に高性能と言えます。
新しく台頭してきたアルトコインに比べると、ライトコインの性能は見劣りしてしまいます。
そのため、ライトコイン(LTC)は、短期的に高騰することはあっても中長期的に上がりにくいでしょう。
もし仮想通貨で稼ぎたいのであれば、ライトコインよりも将来有望なアルトコインの方が可能性は高いかもしれません。
最近は将来有望なアルトコイン情報を配信する「アルトバンク」が人気を集めているようなので、参考にしてみてもいいでしょう。
半減期前後は価格が高騰する傾向
ライトコイン(LTC)では、今後も半減期が予定されています。
半減期は4年周期で行われるように設計されており、次は2023年8月あたりだとされています。
半減期前後にはライトコイン(LTC)の価格は高騰する傾向にあるため、2023年8月を狙って早めに購入しておくと稼げる可能性があります。
大手企業やサービスとの提携
ライトコイン(LTC)は企業と提携することによって、価格が上昇することがありました。
大企業との提携や事業・プロジェクトなどのサービスにライトコイン(LTC)が採用されることで、価格が高騰する可能性が高まります。
次にライトコインの今後の価格予想について触れていきます。
ライトコイン(LTC)今後の価格予想
インターネット上ではライトコインの今後の価格予想を行っているサービスもあります。
2022年~2025年のライトコイン(LTC)の価格予測についてまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。
CoinPriceForecast
2022年:294ドル
2023年:387ドル
2024年:502ドル
2025年:503ドル
CoinPriceForecastより引用
CryptoNewsZ
2022年:536ドル
2023年:550ドル
2024年:361ドル
2025年:524ドル
CryptoNewsZより引用
LiteFinance
2022年:223ドル
2023年:338ドル
2024年:316ドル
2025年:374ドル
LiteFinanceより引用
ライトコイン(LTC)の価格予測はサイトによってことなりますが、最大で2025年に524ドルまで上がる可能性があることが分かります。
524ドルまで上がれば、最高値となりそれ以降も上昇していく可能性が高いでしょう。
あくまでも予測なので判断材料の1つとして捉えておくといいかもしれませんね。
ライトコイン(LTC)これまでの価格推移
ライトコイン(LTC)は、今までに3度の大きな高騰を成し遂げています。
3度のそれぞれの時期の高騰要因について紹介していきますので、今後の売買タイミングの参考にしてください。
2017年11月~12月
一度目の大きな高騰は2017年11月~12月でした。
2017年11月~12月でライトコイン(LTC)は、およそ6倍に高騰しています。
この時期にビットコインが大幅に高騰し、仮想通貨バブルと言われていた時期です。
仮想通貨市場が上昇トレンドであったことでライトコイン(LTC)も高騰しました。
2019年1月~6月
次に、ライトコイン(LTC)の2度目の大きな高騰は2019年1月~6月でした。
ライトコイン(LTC)は2019年1月~6月で、4倍以上に高騰しました。
ライトコイン(LTC)は2019年初頭から強気で上昇しており、2月から6月にかけてビットコインが高騰した影響を受けて高騰しました。
2020年12月~2021年5月
3度目のライトコイン(LTC)の大きな高騰は、2020年12月~2021年5月でした。
2020年12月~2021年5月の高騰でライトコイン(LTC)は、5倍以上高騰しました。
この時期アメリカのペイパルが仮想通貨決済に参入したこともあり、ビットコインとライトコインの価格が上がっています。
ライトコイン(LTC)は過去の傾向からビットコインの価格変動に影響されやすい特性があることがわかります。
また、2015年と2019年8月の半減期前にも高騰し、半減期直前から迎えたタイミングから売り圧が多くなり下がる傾向にあります。
2023年8月の半減期前にライトコイン(LTC)を購入して、半減期を迎える前に売ることで多くの利益を出せる可能性が高いでしょう。
ライトコイン(LTC)を購入できるおすすめ取引所
ライトコイン(LTC)は、多くの国内仮想通貨取引所で取り扱われています。
国内で気軽に買えるメジャー通貨であることも魅力の1つですね。
その中で、ライトコイン(LTC)をお得に取引できる取引所を2つ紹介します。
結論から言うと、GMOコインとビットバンクはお得にライトコインを買えるおすすめの取引所です。
GMOコイン
GMOコインは大手GMOインターネット株式会社(東証一部上場)グループが運営する取引所。
販売所と取引所の双方で取引ができ、2倍のレバレッジをかけた仮想通貨FXも可能です。
GMOコインの大きな魅力は、送金手数料が安いことです。
送金手数料がかかる取引所は多いですがGMOコインは無料となっており、入金手数料も無料となっています。
bitbank
Bitbank(ビットバンク)は、ビットバンク株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
GMOコインと同じくビットバンクは、販売所と取引所で取引をすることができます。
入金手数料は、bitbank(ビットバンク)自体は無料となっており、送金元が出金する際に手数料が発生する場合にかかります。
出金手数料については、3万円未満を出金する場合は550円の手数料がかかり、3万円以上の場合は770円の手数料がかかります。
3万円を出金するかどうかで220円の違いがあるため、まとめて送るようにするなどして考えて出金するといいでしょう。
Bitbank(ビットバンク)の最大の魅力は、他の国内取引所と比べて取引所手数料がとても安いところです。
取引所手数料が(Maker)は-0.02%、 (Taker)0.12%となっています。
メイカー注文なら0.02%を受け取れるので、他の国内の仮想通貨取引所と比べてもよりお得に取引することができます。
ライトコイン(LTC)将来性のまとめ
ライトコインは日常の決済に特化した仮想通貨です。
ビットコインに比べて処理速度が速いと言われていますが、ライトコインよりも高性能な仮想通貨は山のように存在しています。
また、決済手段として利用されることが多いため、買われることがあってもすぐに売られてしまう可能性も高い通貨です。
何かポジティブなニュースがでない限り、短期での高騰もあまり期待はできないかもしれません。
「【最新】2022年おすすめの有望アルトコイン6選」
2022/02/10
4
匂うな。前回のダンプでレジスタンスとなった43,5で拒否された後、33k-29kへの大きなダンプの匂いがするな。
2022/02/09
2
ライトコインはオワコン。2018年のあるとバブル崩壊の水準を回復したとたんにダンプされて全モした恥ずかしいレガシーコイン。