アルトコインの中でも時価総額の低い仮想通貨を草コインと呼びます。
ボラティリティ(価格変動幅)が大きく、ハイリターンが狙える点が草コインのメリット。
とはいえ、どんな基準で選んだらいいのか、どうやって探したらいいのかわかりませんよね。
今回は草コイン投資におすすめの取引所、有望草コインを見極める方法、おすすめ草コイン3選を紹介。
興味があればぜひ参考にしてください。
草コイン購入におすすめの取引所3選
国内の仮想通貨取引所で取り扱っているのは、時価総額ランキング上位のアルトコインがメインです。
そのため、ハイリターンが狙える草コインで稼ぐためには海外取引所の利用が必須。
まずは草コインを購入できるおすすめの海外取引所を3つ紹介します。
バイナンス
バイナンスは、2017年7月に香港で設立された仮想通貨取引所で、現在はマルタに本社を構えています。
ユーザー数は1000万人を超え、2021年4月には1日の取引高が3兆円を超えた世界最大級の仮想通貨取引所です。
取り扱われている仮想通貨は350種類以上あり、最大20倍のレバレッジをかけて取引可能。
また、現物取引を行う際には、手数料がMakerとTaker共に一律0.1%となっており、他の取引所と比べても手数料を安く抑えて取引を行えます。
バイナンスの独自トークンBNBを保有することで手数料を安くできる魅力もあります。
Kucoin
Kucoinは、2017年11月に香港で設立された仮想通貨取引所です。
200種類以上の仮想通貨を取り扱うことができ、日本語にも対応した取引所。
取引手数料が0.1%と他の取引所と比較して安く、Kucoinの独自トークンであるKCSを持っていると手数料の割引を受けられます。
Kucoinはバイナンスよりも比較的早く草コインが上場され、他の仮想通貨取引所が取り扱っていない銘柄が多数取り扱われています。
ユニスワップ
ユニスワップは2018年から始まったDEX(分散型取引所)で、特定の管理者が存在していません。
独自通貨のUNIは時価総額ランキングで11位と上位に位置し、累計取引高が10兆円を超えています。
DEXは管理者による上場審査もなく手軽に上場させられるメリットがあります。
そのため、ユニスワップが取り扱う仮想通貨の種類は1500種類以上。
草コインの買い方
海外の仮想通貨で草コインを買う場合、日本円を直接入金することはできません。
そのため、国内の取引所から仮想通貨を送金する必要があります。
今回は一例としてGMOコインからバイナンスに仮想通貨を送って、草コインを購入する方法を紹介します。
送金に利用する仮想通貨は送金手数料の安いリップル(XRP)がおすすめです。
仮にビットコイン(BTC)を送金する場合は数千円の手数料が必要ですが、リップル(XRP)ならわずか数十円で送金可能。
国内取引所で仮想通貨購入
まず、国内の仮想通貨取引所でコインを購入していきましょう。
販売所は手数料が高いため取引所で購入することで手数料を安く抑えられます。
販売所と取引所の違いは?クリックして表示
販売所は取引所を相手に売買をする一方、取引所はユーザーを相手に取引を行います。
販売所は欲しい時にすぐ買えるというメリットがありますが、買値と売値に差(スプレッド)があるので割高感があるのです。
取引所はユーザーを相手に取引を行うので、場合によっては成立までに時間を要することもありますが、手数料を抑えられるメリットがあります。
GMOコインの画面上の「取引所」から、購入したい「仮想通貨」を選んでください。
バイナンスに入金する際に、送金手数料が安いXRPがおすすめです。
XRPをバイナンスに送金するには、最小数量が50枚以上必要なので注意してください。
「金額」を入力後、「購入」を選択し「成行注文」もしくは「指値注文」を選びます。
全て記載したら、「注文確定」を押すと購入完了です。
バイナンスへ入金
バイナンスに入金する方法について、解説していきます。
バイナンスの登録方法クリックして表示
バイナンスの公式ページから、アカウントの作成を行っていきます。
初めに、メールアドレスとパスワードを入力し、「アカウント作成」をクリックします。
その後、表示される画面で、パズルを正しい位置に合わせます。
続いて、登録したメールアドレス宛に確認メールが届きますので、記載されている6桁の数字を「メール確認コード」の箇所に入力しましょう。
次に、二段階認証の登録をするために、Google Authenticatorでの認証方法とSMSでの認証方法がありますので、どちらかを選択します。
二段階認証の登録が終了しましたら、アカウントの作成は完了となります。
まずGMOコインにログインして、「入出金」の欄から、「暗号資産」をクリックし、「XRP」を選択します。
続いてバイナンスに入金するためのアドレスを準備していきます。
バイナンスにログインして、「ウォレット」の欄から「フィアットと現物」-「入金」をクリックしましょう。
次に入金したい仮想通貨の種類(※今回の場合はXRP)とネットワークを選択します。
画面が変わった後、仮想通貨がXRPであるか確認し、記載されている「アドレス」と「宛先タグ」をコピーして、GMOコインの所定の欄に貼り付けましょう。
「名称(ニックネーム)」の箇所には、「binance xrp」など自分でわかるように入力し、「登録ボタン」をクリックしてください。
次に、「SMSで2段階認証コードを受け取る」をクリックし、登録した電話番号宛に認証コードが送られてきますので、6桁の認証コードを入力しましょう。
「確認画面へ」をクリックすると、バイナンスに入金することができます。
リップル(XRP)の場合、問題がなければおよそ5分から10分で着金します。
「バイナンスのお得な入金方法とおすすめ通貨」
購入可能な仮想通貨へ交換
今回は草コインを購入する一例として、The Sandbox(SAND)をバイナンスで買う方法を紹介します。
バイナンスで購入できるSANDの通貨ペアは「SAND/BNB、SAND/BTC、SAND/USDT、SAND/BUSD」です。
入金したXRPのままではSANDを購入できないので、今回はUSDTに交換します。
バイナンスには仮想通貨同士を手軽に直接交換できるコンバート(両替)というサービスがあります。
ただし、取引手数料と同様にコンバート時に手数料が0.1%かかります。
コンバートを利用するにはバイナンスにログインして、「トレード」から「コンバート」をクリックします。
「振替元」の欄にXRPなど交換元の仮想通貨を選択し、「振替先」でUSDTを選択。
交換したい数量を入力し「コンバージョンプレビュー」を選択すると確認画面が表示されるので、承認すればコンバート完了です。
バイナンスでSAND購入
メニューから「マーケット」-「検索窓にsand入力」と進み、取引するペアを選択しましょう。
通貨ペアを選択したら、右側の「トレード開始」を選ぶと取引画面に移ります。
注文方法を「リミット(指値注文)」「マーケット(成行注文)」から選び、購入したい数量を入力します。
最後に「購入」ボタンを選択すれば、購入完了です。
有望草コインを見極める基準
有望な草コインを見極める方法は主に3つあります。
- コミュニティが活発かどうか
- プロジェクトの信頼性とオリジナリティ
- 取引高の多さ
コミュニティが活発かどうか
運営による情報発信が活発な草コインほど注目されやすく、購入者も増えやすくなります。
コミュニティが活発かどうか判断する基準は、TwitterなどのSNSです。
どのプロジェクトもほぼSNSに公式アカウントが存在しているので、SNSを活用して積極的に情報発信をしているかどうか確認してみるといいでしょう。
どれほど技術的に優れたプロジェクトであっても、多くの人に認知されなければ注目されないまま終わってしまう可能性もありますからね。
プロジェクトの信頼性とオリジナリティ
他の仮想通貨と違った魅力のある草コインを見極められると、有望草コインに出会える可能性も高まります。
仮想通貨の中には似たような目的を持ったプロジェクトも少なくありません。
しかし、類似プロジェクトがあるほど競合が多いことにもなります。
逆にオリジナリティがあり世の中のニーズに合ったプロジェクトであるほど将来有望です。
また、企業や他のプロジェクトと提携しているほど信頼性も増します。
取引高の多さ
草コインの中でも特に取引高が少ない仮想通貨はリスキーです。
あまりに取引高が少ないと注文が通らない可能性もあり、買ったものの売れなくなる可能性もあります。
少なくとも数か所の仮想通貨取引所に上場している草コインを選ぶといいでしょう。
草コインの見極めに自信のない方は、仮想通貨の急騰予測サービスを参考にしてもいいかもしれません。
有望草コインを探すコツ
将来有望な草コインを探すには、情報を一早く得ることが大事です。
有望アルトコイン情報をいち早く得る方法は次の2つ。
- Twitterでインフルエンサーをフォロー
- テレグラムやdiscordを利用
Twitterでインフルエンサーをフォロー
Twitterでは草コインをメインに情報発信しているアカウントもあります。
Twitterは仮想通貨で稼ぐならば必須のツールなので、気になるアカウントは積極的にフォローして情報収集しましょう。
おススメのツイッターアカウントは下記の3つです。
テレグラムやdiscordを利用
草コインの情報を共有しているグループに参加することで、効率的に情報収集することができます。
ユーザー同士が情報交換しているので、自ら探さなくても有益な情報を仕入れられます。
おすすめ草コイン3選
将来性がある草コインを3通貨紹介します。
TENSET(10SET)
TENSET(10SET)は、アルバニアのTENSET社が発行する仮想通貨です。
仮想通貨市場と株式市場間の架け橋となることを目指しています。
TENSET(10SET)は供給枚数が継続的に減る仕組みを採用しており、希少性が高まることで価格が上昇しやすい仕組みとなっています。
まだまだ知名度の低い草コインですが、コミュニティが強くプロジェクト内容も他とは違う魅力があります。
TENSET(10SET)は、わずか1か月で3倍に高騰しました。
中長期的に見れば今後も高騰の可能性がある草コインです。
The Sandbox(SAND)
The Sandboxはブロックチェーンゲームで、SANDはゲーム内で活用できる仮想通貨となっています。
ブロックチェーンゲームは従来のゲームと異なり、ゲーム内で得た利益を実際に換金することも可能。
国内取引所のコインチェックと提携していることもあり、コインチェック上場に期待されています。
The Sandbox(SAND)は、3か月でおよそ20倍も高騰しました。
Origin Protocol(OGN)
Origin Protocol(OGN)は、非中央集権的にイーサリアムのブロックチェーンで、シェアリングエコノミーマーケットプレイスをつくるプロジェクトです。
Origin Protocol(OGN)は、中央集権的なサービスの運営者側によるユーザーへの搾取を防ぐことを目的としています。
シェアリングエコノミーの運営者側が高い手数料を得ていることに対し、Origin Protocol(OGN)を利用することで圧倒的に安い手数料で済ますことが可能となります。
安い手数料でシェリングエコノミーを利用することが可能なため、Origin Protocol(OGN)は十分に将来性があり、仮想通貨としても上昇していく可能性が高いです。
Origin Protocol(OGN)は、3か月でおよそ15倍も高騰しました。
草コインとは
草コインとは認知度と時価総額が低い仮想通貨のことを指します。
笑いが出てしまうほど知られていない仮想通貨であることから、「草(笑)」が名称の由来とも言われています。
草コインは数千種類以上もあり、多くは上場しても人気が高まらず価格が低いものが多いです。
しかし、中には急騰するコインもあり、購入するタイミングが良ければ一攫千金も夢ではありません。
例えばXPという草コインは、1年間で100,000倍以上も高騰しました。
草コイン投資のメリット・デメリット
投資にリスクはつきものなので、草コインのプラス面とマイナス面を知っておきましょう。
草コインのメリット
草コインの魅力の一つは、低資金で気軽に買えることです。
価格が低く数百円以下で購入することもでき、安いうちに複数の草コインを買うことで分散投資することができます。
また、ボラティリティ(価格変動幅)が大きいので、上手く投資できれば大きなリターンを得られるメリットもあります。
草コインのデメリット
多くの草コインが知名度と価格が低く、場合によっては無価値になってしまうものもあります。
十分に草コインについて調べてから購入しないと、価格が下がり損失を出してしまう可能性も。
プロジェクトの難易度が高くて打ち切るになる可能性や、運営側が進める意思がなくなってしまう可能性があります。
草コインは高騰しない可能性があるため、しっかり情報収集をして見極めてから投資をするよう気をつけなければいけません。
草コインの買い方まとめ
日本の取引所で購入できる仮想通貨に草コインと言えるものはありません。
そのため、草コインで稼ぎたいと考えるのであれば、海外取引所の利用が必須。
草コインは認知度が低い反面、きっかけさえあればハイリターンが狙える魅力があります。
仮想通貨ドリームを手にしたいならば、草コイン投資は近道となり得るでしょう。
興味があれば、あくまでも余剰資金で始めてみてもいいかもしれません。
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