ユニスワップはイーサリアム上に構築されているDEX(分散型取引所)です。
口座開設の手間がかからず、気軽に仮想通貨同士を交換可能。
また、流動性を提供することで金利を受け取ることもできます。
中央集権型の取引所に比べ、アルトコインの上場スピードが早いため、上手く利用すれば一攫千金も夢ではありません。
そんなユニスワップの使い方について1から10まで紹介していきます。
ユニスワップでできること
代表的DEX(分散型取引所)のユニスワップでは、仮想通貨同士の交換や預けることで利息をもらうことができます。
- 仮想通貨同士を交換
- 仮想通貨を預けて金利を得る
仮想通貨同士を交換
ユニスワップは仮想通貨同士の交換を気軽に行えます。
DEX(分散型取引所)のため、アカウント作成や口座開設の必要はなく、仮想通貨ウォレットを接続するだけで仮想通貨の購入や売却が可能です。
仮想通貨を預けて金利を得る
ユニスワップでは仮想通貨を預け、流動性を提供することで金利を受け取ることができます。
流動性提供を行うには、1:1の割合で仮想通貨ペアを預け入れる必要があります。
次にユニスワップを利用する上で必要なものを紹介していきます。
ユニスワップ利用前に準備するもの
ユニスワップを利用する上で必要になるのは次の2つです。
- 仮想通貨ウォレット
- 手数料分の仮想通貨
ユニスワップで仮想通貨の交換などを行うには、外部ウォレットに接続する必要があります。
ウォレットはたくさんありますが、メタマスクは利用者が多く人気であるため、メタマスクに接続してユニスワップを活用するがオススメです。
まだメタマスクをお持ちではない方は、「スマホ版メタマスクの使い方」を参考に準備しておきましょう。
また、ユニスワップはイーサリアム上に稼働しているため、手数料にはイーサリアムが必要になります。
現在イーサリアムは利用者が急増したことに伴い、手数料の高騰が問題視されています。
1度の取引だけでも2000円から4000円は必要になるので注意しましょう。
次に実際にユニスワップへウォレットを接続し、利用する方法に触れていきます。
ユニスワップにウォレット接続
ユニスワップの利用には手数料としてイーサリアムが必須です。
あらかじめメタマスクにイーサリアムを入金しておきましょう。
メタマスクにイーサリアムを入金したら、ユニスワップとの接続に移ります。
ちなみにユニスワップはパソコンはもちろん、スマホ1つあれば利用可能です。
まずメタマスクのアプリを立ち上げ、左上の三本線をクリックし、「ブラウザ」を選択します。
ブラウザの検索窓に「ユニスワップ(uniswap)」と検索して、ユニスワップの公式ページをにアクセスします。
ユニスワップの画面から「Connect to a Wallet」をタップし、表示される画面でウォレットの一覧から「MetaMask(メタマスク)」を選択します。
承認画面が表示されますので、メタマスクとの接続を承認するとメタマスクとユニスワップの接続完了です。
仮想通貨同士を交換する方法
ユニスワップとメタマスクを接続できたら、次は仮想通貨を交換してみたいと思います。
あらかじめ手数料としてイーサリアム(ETH)をメタマスクに数千円程度入れておきましょう。
今回はイーサリアムをユニスワップの独自トークンであるUNIに交換する方法を紹介していきます。
ユニスワップの画面で「Swap(交換)」のページにアクセスします。
「From」に「ETH」を選択し、「To」に「UNI」を選択。
どちらかの数量を指定すれば、もう一方の通貨は自動的に数量が入力されます。
右下の画像のように「ビックリマーク」のようなマークを選択すると、スワップ時にかかる手数料を確認することができます。
「Swap(スワップ)」を選択し、内容を確認し問題なければ「スワップの確認」をタップしてください。
メタマスクの取引確認作業が行われ画面が表示され、「確認」を選択して手数料を支払えば交換終了となります。
次に流動性を提供し、金利を得る方法について紹介します。
流動性提供で稼ぐ方法
ユニスワップを利用した稼ぎ方の1つ、流動性を提供し金利を得る流れは次の通りです。
流動性を提供し金利を受け取るためには、仮想通貨ペアを1:1で預け入れる必要があります。
ユニスワップのホーム画面の「プール」の欄から、「新しいポジション」を選択します。
「プール」-「上位のプール」と進むと人気のある仮想通貨ペアを確認することもできます。
「流動性を追加」と記載されている画面が表示され、「ペアを選択」の箇所の左側に「ETH」、右側には「UNI」を選択します。
「0.05%・0.3%・1%」のいずれかの手数料を選ぶことができ、どの手数料が良いかはペアにする仮想通貨の相性によって変わります。
通常は流動性が最も高い料金の表示が自動で行われます。
手数料を選択する箇所の下の欄で、「預け入れる数量」をETHとUNIを入力し、この時どちらか片方に記入するともう片方の数量が自動で表示されます。
「価格範囲」を設置することができ、価格範囲を狭めると効率よく利息をもらうことができます。
ですが、預け入れた仮想通貨が範囲の枠を超えると、変動によって損失が出てしまうことがあります。
そのため、判断が難しいと感じる方は既存の設定のままでも問題ありません。
この価格範囲の設定は、「UniswapV3」になってから新しく取り込まれた機能となっています。
価格範囲を決めたら、下の「プレビュー」をクリックします。
表示される場面で流動性提供の内容がよろしければ、「追加」をクリックし、メタマスクの確認画面が表示されますので、「確認」を選択します。
これで流動性の提供は終了となり、手数料を稼いでいくことができます。
次にユニスワップを安全に使う上で覚えておきたいことに触れていきます。
ユニスワップの安全な使い方
分散型取引所(DEX)は管理者がいないため、自分でリスク管理する必要があります。
偽コインや偽情報でないか見極めること、手数料負けしないように気をつける必要があります。
- 偽コインを見分ける方法
- 価格変動リスクを避ける方法
- 手数料を抑える方法
偽コインを見分ける方法
ユニスワップにはこれまでに1500以上の仮想通貨が上場しており、偽物のコインが混ざっている可能性があります。
偽コインであるか見分ける必要があり、ブラウザで気になる通貨を検索してしっかり情報があるか確認するといいでしょう。
また、コインゲッコーやイーサスキャンなどで仮想通貨のコントラクトアドレスを入手すれば、騙されてしまうリスクはかなり下げることができます。
ユニスワップでは仮想通貨名で検索するのではなく、コントラクトアドレスで検索することをおすすめします。
価格変動リスクを回避する方法
流動性を提供して利息を得られても、通貨ペアによっては元本割れしてしまう可能性があります。
そのため、仮想通貨ペアの流動性を提供する際に、ドルの価格に連動しているUSDTやBUSDといったステーブルコインを組み合わせると価格変動リスクを抑えられます。
ステーブルコインは価格変動にあまり左右されないため価格が安定しており、流動性が下がった場合でも損するリスクを低減できます。
手数料を抑える方法
イーサリアムは曜日や時間帯によって手数料が大きく異なります。
Ethereum priceの「Ethereum Gas Charts」で、手数料が安い時間帯を知ることができます。
手数料が安い時間帯を狙って取引を行えば、手数料を抑えてユニスワップを利用できるでしょう。
次にユニスワップで有望アルトコインを見つける方法を紹介します。
高騰期待アルトコインの見つけ方
ユニスワップでは大手仮想通貨取引所に上場する前の有望なアルトコインを購入することができます。
一早く情報を得て見極めて投資すれば、利益を得るチャンスに恵まれるでしょう。
仮想通貨トレンドを把握
最近の仮想通貨はDeFiやNFT、メタバース関連に注目が集まっています。
今後も伸びしろのある分野なため高騰する可能性が高いです。
トレンドに沿ったアルトコインに早期で投資できれば、それだけで大きな利益に期待できます。
エアドロップやプライベートセールに参加
仮想通貨はマーケティングの一環として仮想通貨を無料配布するエアドロップや、上場前に安く購入できるプライベートセールといったイベントもあります。
お得に入手できる仮想通貨の中には掘出し物もあり、上場後に10倍以上になるケースも珍しくありません。
エアドロップやプライベートの情報は、インフルエンサーや仮想通貨の発行元のTwitterやテレグラムから入手可能。
一早く情報を入手し先行投資すれば、一攫千金も夢ではありません。
とはいえ、数千種類ある仮想通貨の中からピンポイントで有望アルトコインを見つけるのは至難の業ですよね。
「情報収集に時間がとれない」「何を買えばいいのかわからない」という方に人気なのが、高騰期待のアルトコイン情報を配信する「アルトバンク」です。
実際利用者の中には億り人も生まれているようなので、興味があれば参考にしてもいいかもしれません。
最後にユニスワップの特徴を紹介しておきます。
ユニスワップの特徴
ユニスワップはパンケーキスワップ同様、世界的に人気のあるDEX(分散型取引所)です。
そんなユニスワップの主な特徴は次の3つ。
- 取引高が10兆円を超えるDEX
- 誰でも仮想通貨を上場させられる
- ガバナンストークンUNI
取引高が10兆円を超えるDEX
ユニスワップは累計取引高が10兆円を超えているDEX(分散型取引所)です。
流動性を高めるためユーザーにpool(プール)へ資金を預けてもらい、流動性を提供しくれたお礼として手数料を配る仕組みを行っています。
資産の管理は外部ウォレットを使用するためハッキングされるリスクは低く、多くのプロジェクトに利用されているイーサリアムのブロックチェーンを活用しています。
また、ユニスワップでは非中央集権型であることから、管理者に無駄に手数料を支払う必要がありません。
さらには管理者による不正も起きないことから、安全性と信頼性が高く評価されています。
誰でも仮想通貨を上場させられる
通常仮想通貨取引所に上場するためには、取引所による審査に通らなければなりません。
ですが、DEXの場合は中央管理者がいないため、特に審査をせずに取引所に上場させられます。
その結果怪しい仮想通貨も紛れていますが、上場までのスピード感は魅力的です。
ガバナンストークンUNI
海外の仮想通貨取引所のBinanceやHoubiでは中央集権型であるため中央管理者がおり、運営側がガバナンストークン(独自トークン)の在り方を決めています。
しかし、ユニスワップの場合は非中央集権型の取引所なので、ユーザーが運営の在り方を決めることが可能です。
ガバナンストークのUNIをガバナンス投票の際に使うことができ、定められている量を保有していると、プロジェクトの方針について意見できるようになります。
ユニスワップ(uniswap)の使い方、使いこなし方を1から10まで紹介