2019年4月頃に日本へ上陸し、猛烈な勢いで全国各地に広がりを見せたジュビリーエース。
先に申し上げておくと、今後運営が飛ぶ可能性は十分あります。
その時期を含め、ジュビリーエースが飛ぶという噂について調査。
ぜひ参考にしてみてください。
ジュビリーエースは飛ぶ可能性あり
ここで言う「飛ぶ」とは、運営が破たんしてしまったり、投資家から集めた資金を意図的に持ち逃げすることを意味しています。
高利率の望めるHYIP案件では過去に、運営が飛んでしまった投資案件も少なくありません。
例えば、プラストークン、ビットクラブ、wotokenはいずれも運営者が逮捕されたという事実があり、投資していたユーザーの資金は未だに返ってきていない状況です。
これらの案件と同じ末路を辿るとは申し上げませんが、少なからずジュビリーエースが飛ぶ可能性はあると言えますね。
“仮想通貨×マルチ商法”という組み合わせはどれも同じですし、可能性としては十分あり得るでしょう。
ジュビリーエースが飛ぶと考えられる理由
ジュビリーエースが飛ぶと言われている理由は次の4つがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
□ジュビリーエースが飛ぶと言われる理由
- 利率が高すぎる
- MLM(マルチレベルマーケティング)を採用
- アービトラージは儲からない
- 会社の実態が不透明
利率が高すぎる
高リターン=高リスクと考えて間違いないでしょう。
“高リターンは破綻を早める”というわけです。
ジュビリーエースは月利換算すると、2.4%~最大20%と言われています。
つまり、100万円投資した場合、最大で20万円の利益が得られる計算となりますね。
投資の神様と言われるウォーレンバフェットでさえ年利で20%ほどですので、月利で20%がいかに異常な数字なのかはご理解いただけるかと思います。
【テクニカル分析と統計心理学。より引用】
また、一般的に高利率と言われる不動産投資ですら年間で5~10%ほどだとされています。
日々ユーザー数が増えていくと想定して、ジュビリーエースにこれだけ多くの配当を払い続けられる資金力があるかどうか疑問が残りますね。
それに過去のHYIP案件であるプラストークンも月利10%を謡っていました。
結果プラストークンは配当を払い続けることができず、運営が飛んだ。
このような過去の事例があるからこそ、ジュビリーエースも「飛ぶんじゃないか」という声が聞かれるのでしょう。
「運営が1年以上続いているから大丈夫」という考えは捨てた方が良いかもしれませんね。
ジュビリーエースの詳しい仕組みについては、下記の記事をご覧ください。
アービトラージは儲からない
そもそもジュビリーエースが主力としているアービトラージシステムには、欠点が存在しています。
アービトラージは小さな利益しか望めない点。
ちなみにアービトラージとは、同一価値を持つ商品の一時的な価格差を利用して利益を出す手法のことです。

極端な例ではありますが、取引所Aでは100万円、取引所Bでは105万円だとすれば、Aで買ってBで売れば5万円の利益が出ますよね?
ジュビリーエースの誇るAQUAシステムによって、瞬時にアービトラージに適した通貨を捉え、取引を完了させられるということ。
ただ、実際ジュビリーエースでは同一取引所内での3通貨~5通貨間で取引を行うことで利益を得ているようです。
たとえば、
1BTC=2ETH1ETH=2XRP2XRP=1BTC
と仮定した場合、BTC⇒ETH⇒XRP⇒BTCの順で取引を行うことで、結果的に資産を増やせます。

これによりジュビリーエースでは資産を増やしているということですが、アービトラージとは言ってしまえば小さな利益を積み重ねるものです。
どれほど高速なアービトラージなのかはわかりませんが、大きな利益を上げられる仕組みだとは思えませんよね。
新規ユーザーが増え配当が増えるほど、ジュビリーエースが飛ぶリスクは高まることになります。
MLM(マルチレベルマーケティング)を採用
ジュビリーエースはMLM(マルチレベルマーケティング)と言われるマーケティング手法を採用しています。
簡単に言えばマルチ商法のことで、人づてに商品が広がっていく仕組みのこと。

すでにジュビリーエースをやっている人は、新たに紹介者を出すことで報酬を得ることもできます。
MLMはアメリカでは一般的な方法ですが、日本では「マルチ商法=怪しい」というイメージもあるでしょう。
また、実際に運用はしておらず、新規参加者の投資金をそのまま配当に充てる(ポンジスキーム)という手法を用いている可能性もゼロではありません。

仮にポンジスキームであるとすれば、高確率でジュビリーエースは飛ぶことになりますね。
会社の実態が不透明
ジュビリーエースの会社そのものの実態が不透明という点も、ジュビリーエースが飛ぶと言われる理由の一つ。
ネットの情報では運営会社に実態はなく、ペーパーカンパニーやバーチャルオフィスなのではないか?という意見もあるようです。
ユーザーが中国の深センまで足を運び、会社の実在を確認したという声もあります。
しかし、この中国深センの会社もバーチャルオフィスなのでは?という声が。
真実は明らかではありませんが、「実態が不透明な会社に資産を預けたくない」と思うのは自然でしょう。
ジュビリーエースはいつ飛ぶ?
9月末からの出金停止に伴いジュビリーエースが飛ぶ可能性も高まっています。
11月末まで出金停止なので、2020年末~2021年初めが一つのポイントとなるかもしれません。
ただ、「まだ飛ばない!」という意見もあり、下記がその理由です。
□
運用資金が引き上げられている
そもそもジュビリーエースには、運用限度額というものが設定されており、「この額まで集まったら新規参入を打ち切る」と決められていました。
しかしながら、この運用資金は定期的に引き上げられているようですね。
言い換えれば、新規参入の打ち切りを先延ばしにしているとも考えられますので、まだまだ資金を集めたいと考えているのでしょう。
新たな事業の立ち上げ
ジュビリーエースでは新たな事業の立ち上げとして、独自トークンの発行が予定されています。
通貨名はアクアナイト(AQN)で、やがてはコインマーケットキャップにおいて時価総額ランキング10位以内を目指すということです。
公式によれば、AQNの価格は2020年末までに18ドルになると想定されており、時価総額ランキングは3位まで上がる計算。

2020年10月5日にはwhiteBITという取引所に上場を果たしています。
独自通貨も無事に上場し大々的な目標を掲げていますので、近い内に意図的にジュビリーエースが飛んでしまう可能性は低いという考えもあるでしょう。
飛ぶ前の前兆を知っておくべき
ジュビリーエースのような高配当を謡う案件では、運営が飛ぶ兆候を確認できるものも少なくありません。
いくつかパターンがありますので、知っておいて損はないでしょう。
□運営が飛ぶ兆候
- 出金が制限・遅延
- 配当が減る・遅れる
- 公式サイトにアクセスできなくなる
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
出金が制限・遅延
HYIP案件では出金が制限されたり、遅れたりした時には注意が必要です。
例えば、出金の限度額が設けられたり、限度額が下がるパターン。
また、出金申請から着金までの目安をオーバーし始めたら飛ぶ危険信号です。
※追記:2020年9月末~11月末まで出金停止中
配当が減る・遅れる
初期の頃は高額な配当を出すことは可能ですが、新規参入者が減ってくると配当に回す資金が減ってくることもあります。
それは結果的に配当の減少や遅延に繋がるというわけですね。
公式サイトにアクセスできなくなる
これは論外と言える部分ですが、運営が飛ぶ準備を進める段階でハッキングを理由に公式サイトにアクセスできなくなるパターンもあります。
以上は一部の危険信号ですが、少しでも当てはまる状況になったならば注意が必要。
「飛ぶ前に元金抜けば大丈夫」と油断していると痛い目を見る可能性がありますので、常に敏感でいた方が良いでしょう。
ジュビリーエースの今後の予定
ジュビリーエースは独自トークンの発表をしたこともあり、大きな転換点を迎えようとしているのでしょう。
ジュビリーエースが目指すのは「アクアシステムの拡散」にあるようですので、ジュビリーエースのメンバーだけではなく、一般に向けての事業展開もありそうですね。
また、アービトラージ事業は、数年後には事業売却を予定しているようです。
会社としては中期的なビジョンを視野に動いているとのこと。
ただ、高い配当を払い続ける限り、ジュビリーエースが飛ぶ可能性はゼロではありません。
その点は心に留めておきましょう。
上位互換サービスJENCO
ジュビリーエースは新事業としてJENCOと呼ばれるサービスを打ち出しました。
最低投資金額が10,000ドルと高めに設定されていることもあり、どのくらいの人がジュビリーエースからJENCOへ移行しているのかは不明です。
ただ、参加ハードルが高めに設定されていることもあり、ジュビリーエースよりも稼げる仕組みではありそうですね。
サービス開始については9月1日からを予定しているようです。
あくまでも仮の話ですが、JENCOへユーザーを促しつつ新たに資金調達。
JENCOの方が資金調達として効果的と判断されたタイミングでジュビリーエースが飛ぶという可能性もあるかもしれませんね。
やはり常に最新情報には敏感でいた方が良いでしょう。
ジュビリーエースの最新情報については、下の記事を参考になさってください。
まとめ
9月末からの出金停止に伴い、ジュビリーエースが飛ぶ可能性は高まってきました。
11月末まで出金停止なので、2020年末~2021年初め辺りが一つのポイントとなりそうですね。
今は出金再開目安とされる11月末を待つ他ありませんが、ジュビリーエースに投資した資金を少しでも多く回収しておく方法もあります。
もし興味があれば、下記の記事をご覧ください。
2021/07/07
世の中には金の為なら手段を選ばない連中がいます。
他人から金をむしり取ることに何の躊躇も罪悪感も感じず、むしろ騙された方が悪いと開き直るジュビリーエースやプランスゴールドを運営していた連中がまさにそれです。
2021/07/07
ジュビリーエースはPGAと同じ道を辿るのかでしょうね。
引き出せなくて困ってる人が大勢います。一旦ついた信用の傷は回復しません。会社も紹介したあなたも、被害者を作ることに加担しているということに気づきましょう。
2021/07/06
情けないことにまんまとジュビリーエースの養分となり、運営側にランボルギーニやフェラーリの購入資金を差し出してしまいました。もう二度と被害者を生み出したくないです。
2021/06/12
ジュビリーエース、ジェンコという仮想通貨アービトラージ案件でかなりの被害が日本で出てしまいました。こういった悪質極まりない詐欺案件に騙されないよう、ぐれぐれも気をつけましょう。
2021/06/11
ネットの情報は嘘ばかり!見るな信じるな!と言っていた人たちは、JAがこんな状態になってどんな気持ちなんでしょう?善意の注意喚起に「あの人は何も分かってない」とか「自分は投資のプロよりもすごい情報を掴んだ選ばれた人間だ」とかしたり顔で言っていました。笑
2021/06/10
1年前にジュビリーエースに誘われたので参加したんですけど、この1年間に1円たりともジュビリーエースからお金を受け取れていません。これは騙されたということですよね?
2021/06/10
ジュビリーエースはもう飛んだでしょ
返金なんていつになるか、ましてや全額返金されるかどうかも怪しい
2021/03/05
早く金かえせ
2021/03/02
「3ドル以下でアクアナイトを売らないようにしましょう!」と言いながらいつまで経っても会社が3ドルで買い支えないのは何故だか考えた方がいいですよ?そろそろみんな気付いてますよね?
2021/03/01
ジュビリーエースに手を出してしまった自分が悪いのは分かっているんですが、本当に後悔してもしきれません。
BTCの爆上げを逃し、IOSTのお祭りも乗り切れないので踏んだり蹴ったりです。