■イーサリアムとは? イーサリアムは2020年3月9日現在、ビットコインに次いで時価総額ランキング2位の通貨 です。
2014年7月に発行され、ブロックチェーン上でアプリケーションの配置や実行ができるプラットフォーム構築 を目的として作られました。
□ICOとは?
ICOとはInitial Coin offeringの略で、仮想通貨の新規発行による資金調達方法のことです。
企業やプロジェクトが公開した方針や目的に賛同した投資家が、新たに発行された仮想通貨を購入。
プロジェクト側は集めた資金を利用し、開発を進めます。
投資家は新規発行された通貨の価格上昇を利用して、利益を得ることも可能です。
当時19歳だったヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)というプログラマーにより考案され、ホワイトペーパー(事業計画書)も同時に発表されています。
2014年7月にはICOが実施され、約18億円の資金調達に成功 しているのです。
■イーサリアムの特徴 イーサリアムには、まず抑えておきたい3つの特徴があります。
□イーサリアムの3つの特徴
スマートコントラクト 分散型アプリケーション ERC20トークン
・スマートコントラクト スマートコントラクトとは日本語で簡単にいうと、契約の自動化 。
契約とは「取引行動全般」を指し、契約内容がプログラミングに沿って実行され、契約後の変更や不正のリスクが減る 仕組みとして注目が集まっています。
スマートコントラクトの説明として、度々例に挙げられるのが自動販売機です。
たとえば、「120円支払うことで飲み物を手に入れられる」という条件のもと、120円支払うことで契約が実行され、自動的に決済が完了します。
このスマートコントラクトは非中央集権性があり、たとえ管理者が存在しない場合であっても、資金の移動を自動処理することが可能です。
不正のリスクが減ることもメリットですが、契約書の締結などの事務的コストを減らせる ことも長所でしょう。
・Dappsのプラットフォーム DAppsとは、非中央集権の分散型アプリケーション のこと。
すでにお伝えしている通り、イーサリアムはブロックチェーン上でアプリケーションの配置や実行ができるプラットフォーム構築を目的として作られたものです。
そして、そのプラットフォーム上で使用できるのが「イーサリアム(RTH)」ということですね。
非中央集権的で管理者がいないことによって、取引に透明性が生まれます 。
また、管理者が存在していないということもあり、ユーザーの意思を尊重したアップデートを行える点がメリットといえるでしょう。
・ERC20トークン イーサリアムのプラットフォームでは、ブロックチェーン上に独自のトークンを作成 できます。
ERCはEthereum Request for Commentsの略で、簡単にいえばイーサリアムのプラットフォームを利用したトークンのことです。
イーサリアムのプラットフォームを利用することで、一からトークンを開発する手間が省ける ということでICOに多く用いられてきました。
非常に画期的として、多くの注目が集まってきたイーサリアムの強みといえるでしょう。
有名な仮想通貨でいえば、EOS(イオス)やTRON(トロン)はERC20トークンです。
■イーサリアムの将来性 イーサリアムは、将来性の期待されるアルトコインの一つ といえます。
その理由が下記に挙げられる3点です。
□イーサリアムが期待されるポイント
スマートコントラクトの実用性 世界の大企業から注目が集まっている ETF上場の可能性がある
・スマートコントラクトの実用性 スマートコントラクトは、キャッシュレス化が進む現代において、実用性にも注目が集まっています 。
特に音楽業界においては、デジタルコンテンツの保護、違法コピーの防止にも役立つのでは?と注目が集まっているようです。
今後スマートコントラクトが生活に定着していけば、イーサリアムの将来性を裏付ける ことにもなっていくでしょう。
・世界の大企業から注目が集まっている イーサリアム企業連合(EEA)という組織が立ち上げられ、イーサリアムを企業向けに活用できるようサポート、協力 する仕組みがあります。
すでに500社以上がイーサリアム企業連合(EEA)に参加しており、世界的大企業であるMicrosoftやintel、JPMorganも参加 しているとのことです。
日本からはKDDIやTOYOTAが参加しているとして、注目を集めています。
いかにイーサリアムの技術に対して期待が寄せられているかは、感じていただけるでしょう。
・ETF上場の可能性がある ETFとは上場投資信託のことで、仮に上場することができれば多額の資金が流入することも期待 できます。
2016年7月に初めてETF上場申請が行われ、現在は保留状態 ですが、今後上場の動きが進む可能性もゼロではないでしょう。
■イーサリアムの今後の課題・問題点 イーサリアムに期待が集まる一方で、今後の課題 とされる所もあるのです。
それが「プラットフォームを利用したプロジェクトの安全性」と「スマートコントラクトの柔軟性」にあります。
・プラットフォームを利用したプロジェクトの安全性 イーサリアムのプラットフォームは実用化を生み、メリットとしても挙げられるのですが、一方でそのシステムを利用したプロジェクトの安全性を保障するものではありません 。
2016年にイーサリアムのプラットフォームを利用して構築された「The Dao」という自立分散型組織が、ハッキング被害を受け当時約65億円のイーサリアム(ETH)が盗まれるという事件 がありました。
これは「The Dao」のシステム上での脆弱性をついたハッキングだったのですが、結果としてイーサリアム(ETH)の価格下落にも繋がっています。
イーサリアムのプラットフォームが、幅広い分野で利用されることは素晴らしいことですが、イーサリアムの評価にも少なからず繋がってしまうでしょう。
・スマートコントラクトの柔軟性 スマートコントラクトは、不正のリスクが減る仕組みではありますが、可能性として不正が有り得ないわけではありません。
その点、契約の修正が容易ではない という部分は、問題点にもなってしまうでしょう。
今後いかにしてスマートコントラクトの修正に柔軟性を持たせていくかが、イーサリアムの課題と言えそうですね。
■イーサリアムの過去の値動きとニュース
・2016年6月:THE DAO事件により暴落 イーサリアムは上述のTHE DAOハッキング被害に対して、ハードフォーク(通貨の分岐)を行い、ハッキングされる前の状態に戻す という決断をしました。
ただ、これは極めて中央集権的な考え であり、あってはならないという人々との対立もあったのです。
このTHE DAO事件をきっかけとして、イーサリアムとイーサリアムクラシックに分裂することになりました。
これは結果として、イーサリアム(ETH)の価格を暴落させることに繋がっています。
・2018年1月13日:過去最高値更新 イーサリアム(ETH)の価格は、2018年1月13日に記録した148,434円が過去最高値 です。
2017年の年末から2018年頭は仮想通貨バブル真っ只中でしたので、その影響が一番でしょう。
・大型アップデートの価格影響は少ない イーサリアムは過去に「コンスタンティノープル」や「イスタンブール」などの大型アップデートをしていますが、わずかな価格変動はもたらすものの、長期的な上昇要因にはなっていない ようです。
■イーサリアムのこれまでのアップデート イーサリアムは4つの大きなアップデートを予定しており、現在3段階目の途中です。
・フロンティア 2015年7月に行われたアップデートで、主に不具合の修正や機能のテスト を目的としたものです。
簡単にいえば、イーサリアム公開前の準備という形ですね。
・ホームステッド 2016年3月に実施されたアップデートで、マイニング難易度の調整 が主な目的です。
このアップデートにより、取引の承認スピードが上がり、拡張性が向上しました。
・メトロポリス メトロポリスアップデートでは、さらに二つの段階の分割されています。
一つ目のビザンティウムにおいて、コンセンサスアルゴリズムの変更準備 が実施されました。
また、マイニング難易度の調整とマイニング報酬の減少も行われています。
二つ目のコンスタンティノープルでは、開発者にとって開発のしやすいように改良 がされました。
いずれも短期的な価格上昇要因にはなったようですが、長期的な上昇要因とはなっていません 。
■イーサリアムの評判 ここではイーサリアムに対するネット上の評判を見ていきましょう。
まず一つ目がこちら、
二つ目がこちら、
どちらもイーサリアムの将来性に期待 を寄せていらっしゃるようですね。
私が確認した限り、イーサリアムのSNS上での評判は悪くない と感じています。
■イーサリアムを買えるおすすめ取引所 イーサリアムは現在、国内でも多くの取引所で購入・取引が可能。
その中でもおすすめの取引所 をいくつかご紹介したいと思います。
・コインチェック 販売所形式で、初心者におすすめの取引所 です。
アプリのダウンロード数は230万以上と、非常に人気のある取引所と言えるでしょう。
ハッキングされた過去がありますが、そこからセキュリティレベルは大幅に改善 されています。
・GMOコイン 親会社がFX取引所大手のGMOということもあり、安心かつ安全に利用できるおすすめの取引所 です。
スマホのアプリも使いやすく、初心者であっても簡単に売買が可能になっています。
・DMM Bitcoin こちらも親会社がFX取引所大手のDMM.comで、安心・安全に利用可能 です。
イーサリアムのレバレッジ取引 もできますので、大きく稼ぎたい人にはおすすめと言えるでしょう。
■イーサリアムのまとめ 現在ビットコインに次いで、時価総額ランキング2位のイーサリアム。
スマートコントラクトの実用性 世界の大企業から注目が集まっている ETF上場の可能性がある 以上からも大いに期待の持てる仮想通貨と言えるでしょう。
長い目でみれば、価格上昇の可能性も大いにありそうです。
もし興味があれば、購入を検討してみてもいいかもしれません。
2022/04/01
今からイーサリアムのガス代を気にしながら儲けるには、ホワリスが必須なのはわかるんだけど、多分類似nft購入からのホワリスぐらいしか可能性がないだろうな。多分セカンダリーからの値上がり待ちがリスクが大きそうに見えて、可能性が高そう。10万円ぐらいのnftを10個買って、2つ3つ爆あがり作戦でいく。
2022/03/30
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ここ数日、仮想通貨全体が上昇してきています。ロシアとウクライナの状況により急変すると思いますが、当面はこの状況が続くと思われます。イーサリアムも良い感じですね。
2022/03/25
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イーサリアムを買い増ししたいんですが、なんだか25万円くらいまで下がりそうな気がするんですよね、、、。もう少し様子を見て、もし下がったらそのタイミングで買い増ししたいです。
2022/03/22
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coincheckでイーサリアムを少しだけ持っています。ですが、売り時の買い時まだまだ見極められないです…(汗)やっぱり私みたいな素人には仮想通貨は難しいですね。
2022/03/21
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習うより慣れろということで、仮想通貨を今更ながら学ぶため、ビットバンクでイーサリアムを買ってみました!とりあえず無事買えましたがなんかドキドキしますね。次はNFT購入にチャレンジしてみます!
2022/03/17
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イーサリアムからポリゴンのブリッジが1日経っても終わらない!どうなってるの!?
2022/03/15
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相場を牽引しているのはやはりイーサですね。サポートが綺麗に日足雲下縁になっています。ただやはり日足、4時間足RCIは下が優勢。BTC同様日足雲の下に入れたSLにはかからずまだロングは残っていますが、やはりこの数日は下警戒ですね。
2022/03/15
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いつも思うんだけど、バイナンスとか海外の取引所で購入したコインが爆益だしても、爆益コイン→イーサリアムで課税。イーサリアム→日本円で課税。で利益なくなっちゃうでしょ、、、?
2022/03/11
今後続くであろう停戦の協議次第では、カオスな値動きになる事もあるでしょうから、柔軟に相場が動く方向性に無感情で着いていけばいいと思います。己の考えなどは捨てるべきですね。
2022/03/11
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イーサリアムを積み立てたけど、損が微小なうちに決済することにした。スプが極悪だけど、まあこの際仕方ない。なるべく安全に触って行きたいから、リスクは取らずにやりたい。