サンライズコイン(SUNC)はYouTuberが盛んに宣伝している仮想通貨です。
2021年6月初旬からYouTuberが一斉に紹介し始めたので話題になりました。
ネット上には「一攫千金が狙える!」「詐欺じゃないか?」などと賛否両論あります。
サンライズコインは何なのか、儲かる仮想通貨なのか調査してみました。
サンライズコイン(SUNC)とは
サンライズコインは「不正が起こらず手数料が大幅に安いオンラインカジノ」を目指しています。
オンラインカジノはプログラマーが本気になったらシステムを悪用していくらでも不正を行えます。
不正の対策を行ってもイタチごっこなので、サンライズコインはブロックチェーンで不正できない仕組みを作ろうとしています。
そんなサンライズコイン(SUNC)には大きく分けて4つの特徴があります。
- 全ての取引履歴を確認できる
- 分散型のオンラインカジノ
- 収益はコイン保有者などに分配される
- ステーキングができる
それぞれの理由について見ていきましょう。
イーサリアムベースの仮想通貨
サンライズコイン(SUNC)はイーサリアムのブロックチェーンで発行されているので、全ての取引履歴を確認できます。
EtherscanというWebサイトでトランザクションを追えば、誰が不正行為に手を染めているのか調査できます。
また、オンラインカジノがイーサリアムのスマートコントラクトによって全自動化されます。
スマートコントラクトは契約などを人がいなくても確認して履行してくれるシステムです。
このシステムによって無人でオンラインカジノを運営できます。
分散型のオンラインカジノ
サンライズコインのオンラインカジノは、DAOと呼ばれる分散型で自律的に機能する組織です。
従来の組織では組織のトップが意思決定を行い、組織運営が行われています。
これに対してDAOでは、中央の組織の代わりに世界中の不特定多数がルールに基づいて運営方針を決定できます。
このルールに基づいて活動を行い、中央の組織が無くてもオンラインカジノの運営が可能となります。
つまり世界中のサンライズコインの保有者が運営方針を決める権利を持ち、投票によって運営方針が決まります。
収益はコイン保有者などに分配される
サンライズコインは保有者にオンラインカジノの収益が分配される仕組みがあります。
サンライズコイン保有者=オンラインカジノ所有者という構図となり、収益が分配されるのでしょう。
オンラインカジノの収益は4分割され、分配されます。
①収益30%:サンライズコイン保有者へUSDTで分配
②収益30%:テーブルオーナー権利者へUSDTで分配
③収益20%:ジャックポットプールへ分配
④収益20%:DAOBank Depositへ分配
※DAOBank Depositは保険金としてプールする
現状は未公開の情報が多い為、「テーブルオーナー」「ジャックポットプール」について分かっていません。
今後は徐々に情報が公開されると言われています。
ステーキングができる
ステーキングとは、仮想通貨を保有しているだけで配当がもらえる仕組みです。
保有者はステーキングプラットフォームを使い、ステーキングができます。
サンライズコインとは別のxSUNCトークンがステーキング報酬としてもらえます。
APR(年換算利回り)は250%~500%という超高配当です。
ステーキングの配当をxSUNCトークンで支払う理由は、サンライズコインの価格を下げない為みたいです。
サンライズコインの評判
サンライズコインに対して賛否両論ありますが、YouTuberと運営が結託して買い煽っているという意見が多かったです。
YouTuberが一斉に過激な宣伝を始めた背景を考えると、どうしても怪しく感じてしまいますよね。
中には「自分のリンクから買って!」とごり押しするYouTuberもいたようです。
@kinyokudansiより引用
@kakua_tweetより引用
しかし、中にはサンライズコインのプロジェクト内容に共感してプレセールに参加した人もいました。
@passion47363025より引用
サンライズコインは稼げるか微妙
サンライズコインが稼げるのは、価格が高騰する前提です。
いくらステーキング報酬を得られようとも、価格が下がり続ける仮想通貨をもらっても稼げません。
サンライズコイン上場直後は高騰が期待できますが、その後はある程度の暴落が予想されます。
それはプレセールで購入した人が高値で売り抜けようとし、売りが集中するためです。
稼げるかどうかは中長期的に価格を上げていけるか、運営によるマーケティングにかかっているでしょう。
オンラインカジノ系仮想通貨の末路
サンライズコインと同じくオンラインカジノ関連の仮想通貨にアトミックコインがあります。
アトミックコインは2020年に初上場を果たしましたが、高値から10分の1まで暴落しました。
今のところアトミックコインはプロジェクトが進んでおらず、具体的なサービスすら公開されていません。
本当にプロジェクトが進むのかすら分からない状況が続いています。
同じ系統の仮想通貨として、サンライズコインも同じ末路を辿るかもしれません。
もし仮想通貨で一発を狙うならば、アルトコインの急騰予測を行うサービスを検討してみても良いと思います。
サンライズコインのロードマップ
サンライズコイン(SUNC)は2022年の第三四半期まで予定が公表されています。
今後のスケジュールが具体的かつ現実的かどうかは投資商品を見極める上で大切です。
まずは2021年8月のUniswap上場、9月のステーキングプラットフォームのオープンがポイントとなるでしょう。
2021年8月1日
分散型取引所のUniswapにサンライズコインが上場する予定です。
初上場時の価格は0.022ドルに設定されています。
2021年9月1日
V1ステーキングプラットフォームがオープン予定です。
サンライズコインをステーキングすると、xSUNCがもらえます。
xSUNCはステーキング開始と同時にUniswapへ上場します。
2022年1月
SUNRISE CASINO by DAO β版では3種類のゲームが楽しめます。
①ルーレット
②バカラ
③ブラックジャック
今後は段階的に新しいゲームがリリースされる予定です。
2022年1月
V1ステーキングが終了し、V2ステーキングが開始します。
2022年Q2
SUNRISE CASINO by DAO ver 1.0ではβ版に続いて、4種類のゲームが追加されます。
①ポーカー
②クラップス
③大小
④カジノウォー
この他にも段階的に新しいゲームをリリースする予定です。
2022年Q3
ゲームテーブルのオーナー権利、NFTのオークション形式販売、抽選式販売プラットフォームがオープンします。
プレセール情報
サンライズコインは上場までに4回の購入タイミングがあります。
それぞれのタイミングで販売価格や条件が違うので注意しましょう。
特別先行からプレセール第三弾まで全て最低購入価格が0.5ETH(約10万円)です。
特別先行販売:6月8日
コイン単価:0.01ドル
ロックアップ:75%
ロックアップ期間:半年
販売上限:プレセール第一弾と合わせて1000万ドルが販売された時点で終了
販売終了時間:販売開始から24時間後
プレセール第一弾:6月15日
コイン単価:0.01ドル
ロックアップ:75%
ロックアップ期間:半年
販売上限:特別先行と合わせて1000万ドルが販売された時点で終了
プレセール第二弾:6月22日
コイン単価:0.012ドル
ロックアップ:75%
ロックアップ期間:3ヶ月
販売上限:500万ドル
プレセール第三弾:6月30日
コイン単価:0.018ドル
ロックアップ:なし
ロックアップ期間:なし
販売上限:300万ドル
サンライズコイン(SUNC)の買い方
サンライズコインを上場前に買う為には、ウォレット「メタマスク」が必要となります。
メタマスクとはイーサリアムベースの仮想通貨を保管できるweb、モバイルウォレットです。
WebウォレットはGoogleやsafari、Firefoxといったブラウザで使えます。
また、アプリもあるのでお持ちのスマホでも利用できます。
サンライズコインはイーサリアムベースなので、購入後にメタマスクで受け取れます。
メタマスク以外のウォレットでも問題ないでしょうが、運営からはメタマスクが推奨されています。
下記の手順でサンライズコインのプレセールに参加できます。
- メタマスクをインストール
- メタマスクにコントラクトアドレス挿入
- 購入専用ページでメタマスク接続
- 送金金額を指定して送金
- メタマスクに送金されたサンライズコインを確認
※サンライズコイン(SUNC)のコントラクトアドレス
0x692accdd8b86692427e0aa4752ae917df01cc56f
コントラクトアドレスは、メタマスクのカスタムトークンの欄に挿入します。
メタマスク側に保存できたら、サンライズコインを保管できる環境が整います。
また、メタマスクと購入ページは、同じブラウザを利用しましょう。
例えば、chromeでメタマスクを使っているのなら、chromeで購入ページにアクセスします。
それぞれ違うブラウザを利用すると接続できません。
上手く接続できなかったら、キャッシュや閲覧履歴を消すなどすると接続できるみたいです。
購入時の注意事項
サンライズコイン(SUNC)をプレセールなどで購入する場合、いくつか注意しておくべき点があります。
・基本的にキャンセル、返金対応なし
・取引所からの送金は禁止
・ウォレットはメタマスク推奨
・イーサリアム送金時はERC20を必ず選択
・送金手数料(ガス代)に注意
これらの注意事項を留意しておきましょう。
サンライズコイン(SUNC)のまとめ
サンライズコイン(SUNC)はまだ取引所には上場しておらず、プレセールの段階です。
今後どうなるかは未知数ですが、過激な買い煽りが行われていることを踏まえると投資リスクは高めかもしれません。
『資産9倍の実績が明らかになったアルトコイン投資術とは』
サンライズコイン(SUNC)の購入前に知っておきたいこと