仮想通貨RAYとは?
RAYは仮想通貨分散型取引所(DEX)「RAYDIUM (レイディウム)」の独自トークンです。
RAYDIUM(RAY)の特徴について大きく分けて4つ紹介します。
- 高い処理能力を誇る
- RAYを預けて金利がもらえる
- オーダーブックが利用可能
- IDOができる
高い処理能力を誇る
RAYDIUM (RAY)は高い処理能力を持つSolanaブロックチェーンチェーン上に構築されています。
そのため取引遅延が起きにくく、安い手数料(ガス代)で利用可能です。
RAYDIUM (RAY)は、多くの分散型取引所の中でも上位の取引高を獲得しています。
RAYを預けて金利がもらえる
分散型取引所であるRAYDIUMは、仮想通貨を預け入れて金利を受け取ることを可能としています。
通常の売買だけでなく、ステーキングやイールドファーミングという方法で金利を稼ぐことができ、RAYトークンを預けて増やしていくことができます。
ステーキングとは、PoS(Proof of Stake)のことで対象となる仮想通貨を保有して、プロックチェーンネットワークに参加することによって利息をもらえる仕組みのこと。
イールドファーミングとは、仮想通貨を預けて取引所に流動性を提供することで、対価として仮想通貨を報酬として得られる仕組みのこと。
取引所のRAYDIUMでステーキングとイールドファーミングをすることで、今後伸びていく可能性のあるRAYトークンを増やすことが可能です。
オーダーブックが利用可能
RAYDIUMでは、Solana基盤のオーダーブック型の分散取引所であるSerumと連帯。
それにより、オーダーブックとAMMの双方が活用可能になりました。
AMMとは、自動マーケットメーカーのことで、ユニスワップやパンケーキスワップなど多くの分散型取引所を支えるプロトコルです。
中央集権型取引所との属性が異なるAMMですが、圧倒して中央集権型が主導権を握っており、分散型取引所はユーザーを獲得するまでには及びませんでした。
そこでRAYDIUM (RAY)はオーダーブックとAMMの両方を活用できるようにし、中央集権型取引所に負けないユーザビリティを実現しています。
IDOができる
RAYDIUMはIDOプラットフォーム「AcceleRaytor」を提供しています。
IDOとはイニシャル・デックス・オファリングの略で、分散型取引所で資金を調達するために行われるトークンセールのことを言います。
この資金調達は、中央集権型の仮想通貨取引所ではICOと呼び、株式であればIPOと言われています。
仮想通貨が取引所へ上場する前に、低価格で仮想通貨を入手することができます。
RAYの将来性と今後
仮想通貨RAYは将来性が高く、今後高騰する可能性が高いです。
その理由は主に次の2つ。
- solana系銘柄の高騰
- IDOも人気
solana系銘柄の高騰
ガス代高騰問題を抱えるイーサリアムの代わりに、solanaが処理機能が高く有望なアルトコインとして注目されています。
そして、Solanaの独自トークンであるSOLが高騰するほど、Solanaチェーンを利用するプロジェクトの独自通貨にも高騰が期待できます。
IDOも人気
RAYDIUMのIDO銘柄は上場後に高騰するケースが多く、大人気になっています。
例えば、Star Atlas(ATLAS)はIDO時の販売価格が0.001ドルでしたが、2021年10月現在の価格は0.12ドル。
IDO価格から100倍以上に高騰しています。
IDOを行っている分散型取引所はそれほど多くはないため、IDOの人気が高まれば、すでにIDOを取り扱っているRAYDIUMの利用者が増える可能性があります。
RAYDIUMでIDOを利用してRAYトークンをステーキングしてくれる人が増えていけば、RAYトークンの売り圧力を抑えられるため、価格が高騰しやすくなります。
RAYこれまでの価格推移
RAYは5月にイーロン・マスク氏の仮想通貨に関するマイナス発言や、中国の規制などによって大きく下落。
8月にはsolanaが高騰したため、solanaブロックチェーンを採用しているRAYDIUMも高騰しました。
仮想通貨RAYは8月の高騰で、およそ8倍に高騰をしました。
solana(SOL)の将来性が期待されて価格が上昇しているため、今後RAYトークンが高騰する可能性が高いでしょう。
RAYのお得な買い方
RAYトークンのお得な購入方法について紹介していきます。
RAYは国内の仮想通貨取引所では買えません。
RAYDIUMをはじめ、バイナンスやFTX、Gate.ioで購入することができます。
今回はRAYの取引が最も多いバイナンスでの購入方法について解説していきます。
バイナンスを利用されていない方は、公式サイトより口座開設を行いましょう。
国内取引所で仮想通貨購入
バイナンスの口座開設をして準備ができましたら、まず国内の仮想通貨取引所から仮想通貨を購入しましょう。
今回は送金手数料が無料で人気のGMOコインで、BTC(ビットコイン)を購入する方法を紹介していきます。
他の取引所から送金する際、手数料が無料でない場合はXRPやXLMだと手数料を安く抑えて送ることができます。
はじめにGMOコインの「取引所現物レート」と記載されている欄から「取引所」をタップし、「BTC」を選択してください。
注文画面でまず「購入」をタップし、「成行注文」もしくは「指値注文」を選び、「金額」を入力します。
全て記載できましたら、「確認画面へ」を押すと注文することができます。
急ぎでない方は指値注文だと成行注文より安く仮想通貨を購入することができます。
BTCの購入ができましたら、次はバイナンスへ送金していきましょう。
バイナンスへ送金
BTCの購入を終えたら、次はバイナンスに入金します。
バイナンスにBTCを入金するために、まずGMOコインの画面で「送付」の欄から、「暗号資産」を選択します。
次にビットコイン(BTC)を選び、バイナンスに入金したい金額を入力します。
続いて、バイナンスに入金するためのアドレスを準備していきます。
バイナンスにログインして、「ウォレット」の欄から、「フィアットと現物」をクリックしてください。
仮想通貨の検索ボックスにBTCと入力し、ビットコイン(BTC)と記載されている行の「入金」をクリックしてください。
切り替わった画面で仮想通貨がBTCであるか確認し、記載されている「アドレス」をコピーして、GMOコインの「ビットコインアドレス」の欄に貼り付けましょう。
「名称(ニックネーム)」の箇所には、「binance btc」や「binance test」などと入力し、「登録ボタン」をクリックしてください。
次に「SMSで2段階認証コードを受け取る」をクリックし、登録した電話番号宛に認証コードが送られてきますので、6桁の認証コードを入力しましょう。
「確認画面へ」をクリックすると、送金することができます。
バイナンスで仮想通貨を交換
バイナンスでRAYを購入できるのは、BNB・USDT・BUSDの3種類のみとなっています。
そのためコンバートという機能を使って、入金したBTCをRAYに交換可能な3種類のいずれかに換えます。
今回は価格変動の影響を受けにくいUSDTに交換する方法を説明します。
バイナンスの画面上部にある「トレード」の欄から、「コンバート」を選択します。
「振替元」の欄にBTCを、「振替先」箇所にUSDTを表示させます。
あとは「金額」を入力し、「コンバートプレビュー」を押しますと、USDTに交換することができます。
バイナンスでRAY購入
続いて、注文画面で実際にRAYトークンを購入していきます。
画面の「トレード」の箇所から「クラシック」もしくは「アドバンス」をクリックしてください。
右上の「検索」の箇所で、「RAY」と入力してRAY/USDTのペアを探して選択します。
RAYを購入するために注文方法3つあり、「リミット」という注文方法で解説していきます。
リミットは、国内仮想通貨取引所では指値注文のことで、手数料が安く済ますことができるためリミット注文をすると良いでしょう。
また、「マーケット」は成行注文のことで、「ストップリミット」は逆指値のことです。
注文画面の「現物」の欄から、「リミット」を選択します。
リミット注文は、指定する金額によって注文が約定するまでに時間がかかる場合があります。
購入したい価格と購入したいRAYの数量を入力し、「購入」を押しますと注文することができます。
注文が約定しましたら、RAYの購入は終了となります。
RAYDIUMでRAYをステーキングする方法
RAYをステーキングするため、バイナンスで購入したRAYをSolana系ウォレットのSolletなどにあらかじめ送金しておきましょう。
ネットで検索してRAYDIUMの公式サイトにアクセスして、トップ画面右側にある「Launch」をクリックします。
上部右側の「Connect」をクリックし、ご自分が利用されている外部ウォレットと接続します。
画面上部の「Staking」をクリックしますと、切り替わった画面より、RAYトークンをステーキングすることができます。
ステーキングしたい「金額」を入力し、「Stake RAY」をクリックしますとステーキングすることができます。
ステーキングをすると、報酬としてRAYトークンを獲得することができます。
獲得したRAYトークンを引き出したい場合には、「Harvest」のボタンを押しましょう。
RAYDIUMの詳しい使い方は下記の記事を参考にしてください。
「RAYDIUMの使い方(ステーキング・ファーミング・IDO)を解説」
仮想通貨RAYのまとめ
仮想通貨RAYはSolana系の分散型取引所RAYDIUMの独自通貨です。
処理能力に長け安いガス代を実現できているSolanaを基盤にしていることで、RAYDIUMも安い手数料で利用可能。
また、RAYDIUMはAMM(自動マーケットメーカー)とオーダーブック(取引板)の両方を利用でき、中央集権型の取引所とそん色ない使用感を実現しています。
RAYDIUMのIDO銘柄はどれも高騰する傾向にあり、人気が殺到中。
取引所としての将来性も高いので、独自通貨RAYも今後高騰に期待できるでしょう。
仮想通貨RAYとは?今後の将来性と価格動向を調査