2OC(セカンドオーナーキャンペーン)は、最近youtubeで度々広告を見かける投資商材です。
“毎月40万円の不労所得が得られる”という謳い文句ですが、果たして本当に稼げるのでしょうか?
結論としては2OCへの投資は稼げる可能性が低く、利用しない方が身のため。
その理由と共に2OCの投資実態について調査をしています。
投資を検討されていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
2OC(セカンドオーナーキャンペーン)投資とは
2OC(セカンドオーナーキャンペーン)の広告を見ると、仮想通貨取引所のセカンドオーナーになることで“毎月40~50万円の不労所得”が得られるようです。
投資歴25年の加藤浩二(KOJI)という人物が、勧誘活動を行っている模様。
オーナーと聞くと、家賃収入のようなものを思い浮かべる方も多いと思います。
毎月40万円が継続的にもらえるのであれば、まさに夢のような投資でしょう。
仮想通貨自体に投資する場合、価格変動によって損失を被ってしまう危険性もありますが、取引所のオーナーになってしまえば安定した収入が期待できるとのこと。
正直ここまで“都合が良すぎる”と、どうしても怪しさも感じてしまいますよね…。
実態はオーナーと程遠いものだった…
調査を進めると、2OC(セカンドオーナーキャンペーン)の実態はバイナリーオプションのようです。
海外の取引所の場合、予想が当たった時に支払われる倍率(ペイアウト倍率)は1.88~2.20倍。
例えばペイアウト倍率が2倍だとすれば、1万円投資して予想が当たれば2万円になりますが、外れれば投資した1万円が損失です。
ペイアウト倍率が低くなるほど、外れた時の損失の割合が高くなり、結果的に負ける可能性が高くなります。
オーナーになることで家賃収入のようなものが得られると想像していただけに、「結局自分で取引するの?!」という感じです。
また、bitcastleという取引所の独自通貨「BCAST」を保有することにより、2.1倍のペイアウト倍率でバイナリーオプションに参加できるとのこと。
それにこの独自通貨のBCASTは、最低でも5倍以上の価格で上場することが決まっているらしいです。
ただ、動画内で加藤浩二(KOJI)は“条件なし”で参加可能と仰っていましたが、BCASTの購入は絶対条件の模様。話が違いますね。
ちなみにBCASTは2020年10月に上場する予定だったようですが、12月現在も上場は確認できていません。
5倍に上昇するどころか、上場していない以上1円の価値もないのが現実。
2OC(セカンドオーナーキャンペーン)は本当に稼げるのか
2OC(セカンドオーナーキャンペーン)の実態はバイナリーオプションと独自仮想通貨の購入という投資内容でしたが、稼げるかどうかという部分が重要ですよね。
先に言ってしまうと、2OCへの投資は稼げる可能性が極めて低いと言えます。
その理由として挙げられるのが、次の2点。
- 稼げたという評判が皆無
- 販売業者が怪しい
稼げたという評判が皆無
2OC(セカンドオーナーキャンペーン)は“稼げた”という生の声が一切見つかりません。
謳い文句通り“月40万円の不労所得”が得られるのであれば、話題に挙がっても不思議ではありませんが、悲しいことに確認できたのは悪評のみ。
つまり2OCで実際に稼いでいる人はほぼいないと見ても良いかもしれません。
販売業者が怪しい
2OC投資の販売業者として登録されている「BOPSconsulting pte ltd」を調べると、過去に“詐欺の疑い”のある商材ばかりを販売していた模様。
今回の2OC(セカンドオーナーキャンペーン)についても怪しい投資商材である可能性が高いかもしれませんね。
bitcastle取引所もグルかもしれない
2OCに投資するためにはbitcastle取引所の独自通貨「BCAST」を購入する必要があるのですが、どうやらbitcastleもグルの可能性もありそうですね。
bitcastleはエストニアの仮想通貨取引所ですが、CEOは日本人である関根義光氏(せきねもん)が務めています。
2020年10月に正式オープンしたらしく、セキュリティの高さには定評があるようですが、これといった実績もない取引所です。
わざわざ日本人がCEOを務める取引所を利用していることを考えると、KOJIとせきねもんが繋がっていると考えるのが自然でしょう。
2OCはBCASTを購入してもらうことが最終的な目的と見て良いと思います。
『仮想通貨トレーダー「せきねもん」について徹底調査』
加藤浩二(KOJI)の評判も良くなかった
2OC(セカンドオーナーキャンペーン)の動画内で熱弁している加藤浩二(KOJI)氏は、過去にも色々な投資商材に関わっている人物です。
例えば次のようなもの。
- グラシアス(GRACIAS)
- マネパン!(マネーパンチ!)
- 一攫千金プロジェクト
残念ながらどの投資商材についても“悪評が目立つ”のが実態。
中には被害者が集団訴訟に向けて動いている投資商材も確認できています。
過去に加藤浩二(KOJI)が関わってきた投資商材でも稼げていない可能性が高いことから、2OCも稼げない可能性が高いと言えるでしょう。
2OC(セカンドオーナーキャンペーン)まとめ
最近youtubeに広告を載せている2OC(セカンドオーナーキャンペーン)は、稼げる可能性が極めて低い投資です。
- 稼げたという声が皆無
- 販売業者が怪しい
以上からもyoutubeに広告が出ていると言っても、2OCには投資しない方が身のためだと言えますね。
もし仮想通貨で稼ぎたいのであれば、しっかりと実績が確認できるサービスを利用された方が良いでしょう。
直近では“資産9倍”の実績も確認されていますので、興味があればご覧になってみてください。
『アルトコイン投資で資産9倍の真相を調査』
2021/06/20
すごく。胡散臭い。2OCが嘘か本当かは分からないが、警視庁の投資詐欺の手法と9割一致している点で関わらない方がいいと考えました。
2020/12/17
うさん臭さのデパートかよってレベル。
これだけ突き抜けてると笑っちゃう。
2020/12/14
KOJIどこかで見たことあると思ってましたが、過去にも似たような商材に関わってるんですねー 稼げるかどうかで言えば2OCも稼げない可能性が高いでしょう
2020/12/13
販売業者の過去の商材見るだけで2OCが稼げそうにもないのがわかるね(笑)これに引っかかるようではかなりヤバいと思う。
2020/12/01
不労所得って言葉には惹かれますが人生そんな甘くはないですよね…。目が覚めました…。
2020/11/27
2OCのどこかオーナーなの?って感じww
ただBCAST買わせたいだけじゃんか~おまけにまだ上場してないとかギャグすぎるんだがw
2020/10/26
加藤浩二はどの案件も評判が悪いのでお馴染み。
よく心折れずに悪役に徹していられるのか不思議でならない。
すごいメンタルだ。
2020/10/05
こんな胡散臭いのが広告出てるなんてyoutube大丈夫か?心配になるくらいだ(´・ω・`)