SIRコインの概要
SIRコインは日本のIR(カジノを含めた統合型リゾート)事業の実現と活性化を目指すSIRプロジェクトによって行われたICOです。
その発端となったのが2018/7/20、通常国会にてIR実施法案が可決されたこと。
長年に渡って議論が繰り広げられてきたIR事業ですが、日本の経済発展のためには必要不可欠という声も少なくありません。
というのも、IR事業による経済効果は莫大なものとなっているからです。
まず2020年に迫った東京オリンピックの経済効果が約32兆円と試算されています。
対して日本のIR事業の実現に伴う経済効果は、ホワイトペーパーによるとなんと47兆円とも言われているのです。
また、10万人以上の新たな雇用の発生や、900種類の職種が創出されるともいわれています。
そのような状況の中、SIRプロジェクトが最優先事項としているのが、人材育成の部分です。
ディーラーはもちろんですが、フロアマネージャーをはじめシステムエンジニアやマーケターなど、IR事業に関わるノウハウを持った人材が必要といいます。
その上でカジノIRで活躍する人材を育成し、世界のカジノIRへ輩出する企業 CEC株式会社と提携し、人材の育成や紹介を行うということ。
SIRコインの特徴
・SIRコインの独自トークン【SIR】

発行枚数は80憶枚(SIR)、そのうち45憶枚(SIR)が予約販売期間に発行されるとのことです。
総量が決まっているため、SIRプロジェクトによって需要が高まれば、一枚あたりの価格が上昇するとされています。
また、スマートフォンを用いて、簡単に決済を行えるシステムを提供。
ショッピングモールやレストランでの利用、オンラインのチケット購入など様々なシーンで利用できるシステムを想定しているということ。
2019/10/08現在、IR施設や店舗での決済の他、提携企業であるCEC株式会社の運営する日本カジノ学院の授業料の支払いについても利用できることが決まっているということです。
SIRコインのロードマップ

ホワイトペーパー上のロードマップによると、
・2019年後半
⇒国内外の教育機関に独自のEラーニングシステムの提供を開始
・2020年後半
⇒SIRプラットフォームのオンラインテストを開始
・2021年前半
⇒SIRプラットフォームのクローズドBバージョンをリリース
・2022年前半
⇒SIRプラットフォームによりHRビッグデータビジネスを開始
となっています。
また、今後国内外の教育機関やカジノIR施設との提携を推進していくとのことです。
ただ、2019/10/08現在上場に関する情報は不明ですので、その点は注意が必要でしょう。
上場に関する新たな情報が入り次第お伝えししたいと思います。
SIRコインの運営会社
運営会社:SIGN IR PTE.LTD
提携企業:CEC株式会社
CEO:イ・ビョンフン

日本のエンターテインメントに興味があった為、日本の大学に入学。
テレビ局を退社後は多くの国でイベントや番組制作のプロデューサーを務めた経歴があるようです。
2020/01/20
ASECもSIRもどっちも胡散臭さしかないんだよな
いっちょ前に説明会ばっかり開いて繋ぎとめる作戦か?
2020/01/18
とりあえず金融庁に認可されないとSIRコインの流通すら無理です。頑張ってください。
2020/01/12
たしかに_IR事業が進まない限りSIRコインの出番はなさそうですよね。横浜が最有力のようですが、市民の反発も多いようですしどうなるかわかりません。