岡崎哲二のLINE投資グループはただのなりすましで危険

岡崎哲二とは

最近岡崎哲二という人物が、LINEグループの中で投資に関する情報発信を行っています。

自分もいつの間にか岡崎哲二のLINEグループに招待されていました。

岡崎哲二とは一体何者なのか？彼自身LINEグループ内で次のように自己紹介をしています。

話を聞く限りは相当なエリートであることがわかりますね。

日本が誇る東大とアメリカトップクラスの大学スタンフォード大学で教授を務めた経歴があるということ。

誰が見ても優秀な人物であることは明白でしょう。

しかしながら、調査を進めると怪しい実態も明らかになってきました。

LINEグループ岡崎哲二の怪しい点

岡崎哲二という教授はたしかに実在しますが、LINEグループで投資情報を発信している人物はただのなりすましである可能性が非常に高いです。

経歴の一部にウソ疑惑

LINEグループで投資情報を発信する岡崎哲二いわく、

Aumni社の設立者でありCEOのTony Lewisとの対話を通じて、現在の日本市場の投資家は投資知識や経験が不足していることがわかりました。しかし、日本はアジア太平洋地域での金融地位がAumni社が常に望んでいたものです。
そのため、何度かの会議を経て私が彼らの日本市場への進出を手助けするよう特別に招待されました。

とのこと。

Aumni社はアメリカのユタ州に本拠地を構える投資系会社としてたしかに実在しています。

しかしながら、いくら調べても岡崎哲二という人物が関わっている話も、Aumni社が日本進出を狙っている話も確認できませんでした。

日本進出は秘密裏に進んでいるプロジェクトという考え方もできますが、それであるならばLINE内で喋ってしまうのはアウトでしょう。

以上を踏まえると、岡崎哲二という投資家は自身の経歴についてウソをついている可能性が高いと思われます。

東京大学から注意喚起がされている

3万人以上の人を成功へと導いてきたらしい岡崎哲二という投資家。

たしかに東大のホームページにも同じ人物の写真が掲載されているため、実在する教授であることは確認できました。

しかしながら、東大のホームページには次のような注意喚起も行われているんです。

本研究科教員を装って、金融商品や投資セミナーなどの勧誘にかかる迷惑メールやSNSが配信されているという 報告が寄せられてきております。

本件は、本研究科や所属教職員とは一切関係がありませんので、ご留意願います。

簡単にまとめると東大職員の名を語り投資勧誘を行っている人物がいるということですね。

“一切関係ない”と断言しているので、LINEグループで投資情報を配信する岡崎哲二はなりすましである可能性が極めて高いです。

最近著名人の名を語り投資勧誘するケースが増えているので、今回も同じグループによる仕掛けだと思って良いでしょう。

NVECPの実態を調査

岡崎哲二という投資家のLINEグループでは、NVECP(Novelty Enterprise Corp)という投資会社での口座開設を促してきます。

実はこのNVECP(Novelty Enterprise Corp)も不可思議な実態が見えてきました。

LINE内ではNVECP(がアメリカの証券取引委員会(SEC)からライセンスを取得しているから安心という誘導を行っていました。

実際に調べてみると、たしかにNovelty Enterprise Corpという名前で登録がされているようでした。

ただ一点気になる所があるのですが、SECのライセンス取得が2024年2月なのに対して、NVECP(Novelty Enterprise Corp)のホームページのドメイン取得日が3月なんですよね。

以上を踏まえると、ライセンス取得時点でホームページは存在していなかったということになります。

そんなの普通じゃないですよね。

どんなからくりを使ったのかはわかりませんが、NVECP(Novelty Enterprise Corp)も真っ当な投資会社とは言えない可能性が高そうです。

投資家 岡崎哲二のLINEグループはなりすまし

LINEグループで投資に関する情報発信をしている岡崎哲二という人物。

東大教授に全く同じ名前の方が存在していますが、LINEグループにいる岡崎哲二はただのなりすましです。

最近著名人の名前を語った投資詐欺が流行っていますが、今回の件も同様の手口です。

LINE内ではもっともらしい投資の講義をしていますが、話を鵜吞みにしてしまうのは非常に危険。

関わらない方が賢明でしょう。

一方で最近は「XANK」のように評判上々の投資サービスもあります。

中には3か月で602万円稼げたという声もあるので、気になったら個別記事をご覧になってみてください。