仮想通貨リブラの特徴・将来性・問題点とは

アクセス急上昇の記事はこちら

評価星2.5つ 2.5 - やや悪い(4件のコメント件)

国境のないグローバルな通貨を目指すプロジェクト

リブラ(libra)の口コミ・評判

匿名リブラ(libra)への投稿

2020/05/19

評価星3つ3

ビザとかマスターカードとかが脱退したのは痛手
最近は存在感も薄れてきたしこのまま消えてなくなりそうな気もするな(笑)

匿名リブラ(libra)への投稿

2020/05/16

評価星2つ2

リブラがいくら普及しようとも価格が上がらない仕組みなんですね 安定しているのはいいことですが投資して儲けようという考えは適さないでしょう

匿名リブラ(libra)への投稿

2020/04/03

評価星2つ2

当初のリブラプロジェクトの構想はとても面白いと思う。
でも発展途上国とかはリブラを発行することで法定通貨が機能しなくなるリスクもある。
マネーロンダリングのリスクももちろんあるし。

匿名リブラ(libra)への投稿

2020/03/29

評価星3つ3

なんだかんだ途中で頓挫しそうな雰囲気が出てきましたね。まあ国を敵に回したくないだろうし、リブラ協会に参加した企業も強くは出られないですよね。

仮想通貨リブラの特徴・将来性・問題点とは

▼投稿内容

  • 素晴らしい
  • 良い
  • 普通
  • やや悪い
  • 悪い

コメントに「注目」マークを表示したい場合はチェックを入れてください。

▼お名前

リブラ(libra)の最新情報

2020年5月16日、シンガポールの政府系投資会社「テマセク」がリブラ協会へ参加を明らかにしました。

テマセクはシンガポール政府が所有する投資法人で、国内外で積極的な投資活動を展開しており、その運用資金は2160億ドル(約23兆円)にのぼるということです。

シンガポールは近年、ブロックチェーンのアジア拠点として著しく成長している国

そのシンガポールへの対応はリブラのカギとされていましたが、今回政府系投資会社の参加という結果によって、リブラ構想がシンガポールに認められたという形になりそうですね。

引き続きリブラの進捗に注目していきたいと思います。

2020年4月19日、世界各国からの規制に対応する形で、リブラが方針転換を認めたようです。

フェイスブックが昨年立ち上げたリブラ協会は、新たに異なる法定通貨に裏付けられた複数のステーブルコイン開発を計画しているということ。

たとえば、あるリブラは米ドルに、別のリブラはユーロなどに裏付けられるということですね。

リブラは発表当初、複数の法定通貨に裏付けされた単一ステーブルコインを狙っていましたが、世界各国からの批判に譲歩する形となりました。

今回大きな方向転換をしたことで、リブラは今後どうなっていくのでしょうか。

新たに動きがあれば、追記してお伝えしたいと思います。

国境のないグローバル通貨の発行を目指すリブラプロジェクトですが、リブラ協会からの脱退が相次いで確認できました。

マスターカード(Mastercard)、ビザ(Visa)、電子オークションを手掛けるイーベイ(eBay)、決済サービスを提供するストライプ(Stripe)、そしてメルカドパゴ(Mercado Pago)は、フェイスブック(Facebook)の主導するリブラ協会から脱退。

リブラ発行によって国際金融の秩序が乱れ、マネーロンダリングに使用されるリスクがあるという点に批判が集まっていますが、今回脱退した企業も国を敵に回したくないという意思の表れだと言えるでしょう。

プロジェクト発表当時、大企業の参加によってリブラに大きな注目が集まっていましたので、今回のニュースは大きな痛手となりそうですね。

リブラ(libra)評価星2.5つ 2.5 - やや悪い(4件のコメント件)

アクセス急上昇の記事はこちら

リブラ(libra)の総合情報

仮想通貨リブラとは

リブラとは大手SNSのフェイスブックが主導のもと立ち上げられたプロジェクトで、2020年の発行を予定しています。

 
リブラ協会と言われる複数のメンバー企業によって運営され、拠点はスイスのジュネーブにあるようです。

 
リブラ協会について

 
リブラ協会の創設メンバーはフェイスブックを筆頭に、イーベイ(eBay)、マスターカード(Mastercard)、ビザ(VISA)、スポティファイ(Spotify)などの大手企業が参加しているとして、大きな注目が集まっています。

 
リブラ発行の主な目的は、決済手段としての普及。

 
国境のないグローバルな通貨”と“世界の金融インフラを整える”という明確な目標を持って立ち上げられたプロジェクトです。

 
その背景にあるのが、世界人口の4分の1の人が銀行口座を持っていないという事実。

 
世界で銀行口座を持たない人々(フォーブスジャパンより引用)

 
実際、世界で17億人以上が銀行口座を持たずに生活をしています。

 
それを改善することがリブラの目的であり、使命として掲げているようですね。

 

仮想通貨リブラの進捗状況

仮想通貨リブラのプロジェクトが発表されたのが2019年6月です。

 
本来は2020年中には発行できるようにプロジェクトを進めたい流れだったようですね。

 
しかし、“国境のないグローバルな通貨”という仮想通貨リブラの壮大な目標が達成されてしまうと、国際金融の秩序が崩壊してしまうという懸念の声も多かった模様。

 
CoinGeckoのレポートによると、世界の政府からはリブラに対して批判的な声が多く上がっています。

 
リブラに対する批判的な声

 
また、2020年5月現在は新型コロナウイルスの世界的流行の影響もあり、思うようにプロジェクトの進捗は見られない状況です。

 
フェイスブックのCEOであるザッカーバーグ氏も、2020年中の発行に不安を示しており、発行は来年以降に持ち越されるのではないかと考えられます。

 

仮想通貨リブラの特徴

仮想通貨リブラの特徴として挙げられるのが、次の3点です。

 

□リブラの特徴
  • 価格変動が少ない
  • 送金や決済がスムーズに行える
  • 独自のブロックチェーンを採用

 
一つずつ詳しく見ていきましょう。

・価格変動が少ない

リブラは価格のコントロールが可能
リブラは価格の安定したステーブルコインの一種だと予想されています。

 
ステーブルコインとは、安定した価格を実現するように設計された通貨

 
ビットコインなどの仮想通貨は法定通貨と比較すると価格変動が激しく、リスクが大きいと一般的に言われています。

 
一方でステーブルコインは法定通貨や特定の仮想通貨を担保に入れることで、安定した価格を実現できるのです。

 
有名なところでいえば、時価総額ランキング4位のテザーはアメリカドルと連動しており、安定した価格を維持しています。

 
リブラはリザーブと言われる予備資産によって支えられ、市場をコントロールすることで安定した価格を維持できるとされているのです。

 
しかし、ボラティリティ(価格変動幅)を活かして利益を狙う投資家にとっては、メリットと言えない部分でしょう。

 

・送金や決済がスムーズに行える

独自のデジタルウォレット「カリブラ」

 
フェイスブックは独自のデジタルウォレットである「カリブラ」を発表しており、Facebookで友人にメッセージを送る感覚でリブラを送金できるということです。

 
仮に銀行口座を持たない人であっても、カリブラを利用してさえいればリブラの送金がスムーズに行えることになります。

 
本当に実現できれば、まさに“国境のないグローバル通貨”になり得るものですよね。

 
また、リブラは価格が安定したものですので、送金や決済のコストを削減できるというメリットもあるでしょう。

 

・独自のブロックチェーンを採用

仮想通貨リブラのプロジェクトでは、独自のブロックチェーンを用いて開発が行われています。

 
その名前は非常にシンプルで「リブラ・ブロックチェーン」です。

 
「リブラ・ブロックチェーン」はコンソーシアムブロックチェーンと言われ、組織に加入した人や団体のみが利用できるブロックチェーン。

 
ビットコインやイーサリアムなどのオープンブロックチェーンと比べ、利用者を限定させることによって処理能力も大きく向上しているのがポイントです。

 
また、リブラではスマートコントラクトを採用しており、契約を自動化できる仕組みもあり、事務的なコストを削減できる点もメリットとされています。

 
スマートコントラクトの仕組み

 
スマートコントラクトは、自動販売機に置き換えて考えると理解しやすいです。

 
たとえば、「120円支払うことで飲み物を手に入れられる」という条件のもと、120円支払うことで契約が実行され、自動的に決済が完了します。

 
このスマートコントラクトは非中央集権性があり、たとえ管理者が存在しない場合であっても、資金の移動を自動処理することが可能。

 

仮想通貨リブラの将来性

仮想通貨リブラは“国境のないグローバル通貨”として、世界中での送金・決済の実現を狙うプロジェクトです。

 
世界的大企業も多く参入していることから、プロジェクトの将来性はあると言えるでしょう。

 
しかし、特徴のところでも触れましたが、仮想通貨リブラは「価格の安定」が一番の特徴。

 
リブラがどれほど普及したとしても、価格の上昇は見込めないと考えられます。

 
まだ開発途中ですので何とも言えませんが、リブラの保有量に応じて何かしらの恩恵が得らえる可能性もあるでしょう。

 
ただ、現時点では投機目的としてはあまり期待できないかもしれませんね。

 
仮想通貨に投資して稼ぎたいという気持ちがあるならば、情報会社を利用して稼ぐのも一つの手段です。

 
資産が8倍になったという実績もありますし、興味があればご覧になってみてください。

 

 

仮想通貨リブラの問題点

上述しているように、リブラの発行によって国際金融の秩序が崩壊してしまうという懸念の声は少なくありません。

 
その背景には利用者のプライバシーに脅威を与え、マネーロンダリング(資金洗浄)に使われるのではないかという可能性があるようです。

 
2019年10月に行われた二十カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、リブラの可能性に触れると同時に、深刻なリスクも含んでいるという認識で一致しました。

 
規制に対する整備が整うまでは発行の許可が下りないという流れになりそうですし、リスクに対する対応がリブラ最大の課題となっていきそうですね。

 

仮想通貨リブラのまとめ

2020年5月時点では、まだ発行時期は見えてこないリブラ。

 
しかしながら、数々の大企業が賛同していることからも、多くの注目が集まっているのは間違いありません

 
今後の課題はスムーズな開発と、批判的な声に対してどう対応していくか?という部分でしょう。

 

 アクセスランキング