ジョブコインの概要
公式ページによれば、ジョブコインとは、主に世界の貧困と不平等を是正することを目的として立ち上げられたプロジェクトのようですね。
中でも低所得から中所得の労働者や海外労働者、発展途上国の貧しい人々などの労働条件の改善を通して、世界の貧困と不平等を減らすことを目標としているということ。
その背景として、現在世界資産の半分以上を富裕層の1%が所有していることに問題があるといいます。
ジョブコインではそのコインの普及を通し、富裕層が持つ資産を貧困層へと還元しようという狙いがあるようですね。
ジョブコインの特徴
Job(職業)という名前からもわかる通り、ジョブコインは給与やそれに関する送金に焦点を当てているという特徴があります。
・給与相当随時支払いシステム
日本の一般企業では月末締め10日払いや、5日締めの25日払いなど給与の支払いは様々です。
ただ、現状として真面目に働いている正社員でも給料日前には残金が数百円ということも、決して珍しい話ではありません。
その改善策としてジョブコインでは、独自の管理システムを企業の勤怠データと連動させることによって、従業員がどれだけ働いたかを把握し、その働いた分に対しての給与相当額を随時受け取ることができるというものです。
簡単にいえば、給与を前払いで受け取ることが可能になるということですね。
また、企業側にとってもメリットがあり、給与を随時受け取れることによるモチベーションの維持や、定着率の向上についても期待が持てるということ。
・銀行口座不要
発展途上国においては、銀行口座を持っていない人々も決して少なくありません。
世界中に多くいる海外労働者にとっては、母国への送金にも障害があるのです。
その問題に対してジョブコインは解決方法を提供し、送金スピードや手数料の問題からも解放されるということ。
・類似トークンとの比較
ジョブコインでは法定通貨やビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、さらには他のデジタルポイントとの交換が可能になるということです。
また、クレジットカードやデビットカード、決済システムへの対応もできるようになるといいます。
ジョブコインの上場情報
ジョブコインは2019年5月の中旬に仮想通貨取引所であるcoinbene(コインベネ)に上場を果たしました。
ただ、上場は順調にいくものではなく、上場後には最大で10分の1まで価格が下落したということです。
ジョブコインの運営会社
運営会社:JobCoin Foundation(ジョブコイン財団)
最高経営責任者:Sammy Oh
詳しい経歴については、現在不明となっています。新たな情報が入り次第お伝えしましょう。
ジョブコインの口コミと評判を紹介